平成28年9月「碧南市の平成28年度の財政力指数と今後の方針」

碧南市の平成28年度の財政力指数と今後の方針

市民の皆様、残暑厳しい折、体調管理をしっかり行い、実りの秋に備えたいものです。衣浦みなとまつり花火大会、各地で行われた盆踊り、第19回元気ッス!へきなん市民総踊り等、大いに楽しめたことと思います。今後も、大浜てらまちウォーク、第7回全国しょうゆサミット、第1回にんじんサミット等、楽しい行事が目白押しです。大いに盛り上げてまいりましょう。

平成28年度の財政力指数が発表されました。その結果、碧南市は、1.283となり、愛知県下54市町村中第5位(38市の中では4位)となりました。リーマンショックや東日本大震災等の影響もあり、ここ数年、厳しい財政状況にありましたが、大手自動車メーカーからの法人住民税が回復し、財政力指数も昨年度に続き大幅に改善されました。

財政力指数とは、財政の豊かさを表す指数とされ、数値が大きいほど豊かであるといえます。自治体を運営するのに必要な経費に対して、自前の収入(税収など)がどれくらいあるかを示す数値です。指数が1を超えると国から地方交付税が交付されず「不交付団体」と呼ばれています。愛知県内自治体における財政力指数の状況(財政力指数1.0以上及び近隣市)は以下の通りです。全国約1700市町村中、76市町村(内、市は約800中45)が財政力指数1以上であり、国から支援を受けない不交付団体です。

愛知県内自治体における財政力指数の状況(財政力指数1.0以上及び近隣市)
順位 自治体名 財政力指数 前年度順位 前年度
財政力指数
1 飛島村 2.145 1 2.112
2 みよし市 1.616 3 1.325
3 豊田市 1.601 5 1.268
4 刈谷市 1.313 2 1.412
5 碧南市 1.283 9 1.219
6 東海市 1.28 6 1.266
7 大口町 1.272 8 1.232
8 安城市 1.259 4 1.287
9 小牧市 1.2 10 1.213
10 田原市 1.158 21 0.976
11 大府市 1.137 12 1.107
12 豊山町 1.101 11 1.114
13 長久手市 1.069 13 1.05
14 幸田町 1.065 7 1.246
15 日進市 1.06 14 1.02
16 岡崎市 1.019 15 0.998
17 高浜市 1.008 17 0.99
知立市 0.991 0.975
  西尾市 0.974 0.991

碧南市の財政力指数(単年度計算)は、昭和40年度0.83、41年度0.85、42年度0.75、43年度0.78、44年度0.70、45年度0.71、46年度0.80、47年度0.77、48年度0.83、49年度0.95、50年度1.24、51年度1.08、52年度1.02、53年度0.97、54年度1.06、55年度1.13、56年度1.29、57年度1.27、58年度1.49、59年度1.51、60年度1.67、61年度1.71、62年度1.55、63年度1.55、平成1年度1.59、2年度1.42、3年度1.47、4年度1.46、5年度1.57、6年度1.54、7年度1.48、8年度1.44、9年度1.42、10年度1.50、11年度1.33、12年度1.31、13年度1.33、14年度1.59、15年度1.80、16年度1.73、17年度1.63、18年度1.67、19年度1.68、20年度1.74、21年度1.42、22年度1.18、23年度1.08、24年度1.01、25年度1.00、26年度1.03、27年度1.22、28年度1.28となっています。昭和54年度から38年連続で、財政力指数が1を超えており、不交付団体であり、その平均は1.43となっています。

財政力指数とは、人口規模に対しての標準的支出に対しての収入額の比率を示す数値であり、1を超えて数値が大きい程、財政的に余裕があることを示します。財政力指数1.43ということは、人口7万2千名の碧南市が標準的行政運営を行う運営資金の1.43倍の資金があることを意味します。碧南市は、38年間に渡って、1.43倍の豊富な資金を使って、市民病院、芸術文化センター、図書館、海浜水族館、明石公園、美術館、無我苑、あおいパーク、世界的彫刻の市内各所への配置、児童センター等の各種公共施設の整備や中学校までの医療費や第3子以降保育園料・幼稚園使用料の無料化等の福祉施策を行ってきたわけです。このことは、世界的にも希なことであると思うし、世界に誇れることと言っていいと思います。

今後とも、可能な限り、あらゆる努力を傾注して、国から援助を受けず、独立自尊で市政を運営していきたいものです。

そこで、今後とも、碧南市が豊かで楽しい市であるために、今一度、碧南市の目指す主な方向について、確認しておきたいと思います。

「常に20〜30年先を視野に置き、将来に対する種まき(投資)を行いながら、現状における市民満足度とコストパフォーマンスの最大化を実現すること」が碧南市政の目的です。基本的には、第5次碧南市総合計画と私のマニフェストに基づいて、各事業が行われているわけですが、時代は常に変化しておりますので、現状における市政の方向のポイントについて整理しておきます。

うち「現状における市民満足度とコストパフォーマンスの最大化を実現すること」については、日々の業務の中で行うことであり、接遇訓練や改善活動の活発化によって、向上していきます。

「将来に対する種まき(投資)」については、将来の課題をどのように認識するかによって、その中身が変わってきます。

それでは、碧南市の現状における将来の課題とその対策についてどのように認識しているか、現時点における私の考えを以下に示します。

1.有利な税収の確保が、優れた安心安全施策、福祉施策、文化教育施策等の前提となるので、将来に渡って、有利な税収が確保できるように、西端地域も含む工業用地の確保と設備投資刺激策や企業誘致の実施、ふるさと応援寄附金制度の充実、産業道路の4車線化の着実な推進等を行っていきます。

2.人口が減っていくと、道路、水道、下水道、電気、公共施設等に対する人口一人あたりの経費が膨大となり、維持困難となり、市民生活に支障をきたすようになるので、人口をできるだけ減らさないように、住宅を建て、子供を生み、育てやすい環境を整備するために、重点的に予算を使っていきます。具体的には、新築住宅建設等促進補助、愛知県内で最も充実した不妊治療助成、6年生までの学童保育、第3子以降保育料・幼稚園使用料の無料(所得制限なし)等を実施していきます。また、まわりは、農地と工業団地、市域の中部分は住宅等が集中していくような、効率的な都市建設に努めていきます。一部、刈谷や安城にある企業へ通勤する人のベットタウンとしてのPRや碧南駅前のマンション開発等も検討していきます。

3.今後、高齢化がますます進行していきます。平成35年度を目標とする「へきなん健康づくり21プラン」のスローガンは、「健康寿命日本一を目指して」です。高齢者もできるだけ元気な状態で、社会参加をしてもらう、できれば、80歳ぐらいまでは現役並みに活躍してもらい、楽しく健やかに過ごしてもらうために、フロ券配布事業の拡大、貯筋ルームを東部プラザ内以外に南部はあおいパーク内に北部は西端の水上スポーツセンター内に設置、ウォーキングやサイクリング用に名鉄廃線敷に2.4�qのレールパークを建設、レクポン(高齢者向け卓球)やグランドゴルフ等の普及、おたっしゃ大学や健康を守る会での健康意識の普及、ビーチバレーやビーチサッカー等の新規スポーツの振興等を行っていきます。

4.近い将来に発生するといわれている南海トラフ巨大地震に対して、その被害の最小化に向けて、可能な限りのハード、ソフト面の対策を継続的、粘り強く進めていきます。27年度、28年度は、名古屋大学減災センターの指導を受けながら、臨海部の工業地帯も含めた減災対策を確立しています。

5.碧南市民としての一体感や市民意識の高揚のために、市内各種イベントの実施、各種全国大会の積極的誘致、特色ある事業の推進等を行っていきます。

6.現在、交通手段や通信手段の進歩により、グローバル化がますます進んでおり、世界中が緊密につながっております。平成20年のリーマンショックのようなことが、いつ発生しても不思議ではない世界に住んでいます。中国の経済が今後どうなっていくのか、伝染病やテロなどは、今後どうなるか、等々、将来的リスクもある程度、意識する必要があります。したがって、市の財政調整基金残高については、中長期的には、約50億円(予定納税分も含めて、また、少子高齢化の進展の中での各経費増も加味して)ぐらいを目標に、確保していけたらと考えています。

市民の皆様のご理解、今後とものご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 総務部 経営企画課 広報戦略係
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更新日:2019年04月11日