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《スパイラル》環境造形Q

更新日:2020年04月07日

「スパイラル」写真

《スパイラル》環境造形Q 1988年 3.8×24×22m 能勢産花崗岩 碧南市民病院前ロータリー

碧南の彫刻のあるまちづくり 第6作(昭和63年度)

 ロータリーの機能を考慮しながら、フラットな広場をつくることをめざし、渦巻状に石を配列した。

 渦巻は、宇宙を象徴する形であり、また生命のシンボルでもある。

 ひとつひとつの自然石がもつ自由なフォルムが、見る人の気持ちをやわらげるだろう。

 自然石は一部磨かれて真新しい素地をあらわし、光を受けて輝く。

 視点をうつすことによってさまざまに変化する石の群がりは、力強い印象を生むことであろう。

環境造形Q

環境造形Qの略歴
1968 「日本青年彫刻家シンポジウム」を企画、小豆島で開催
環境造形Qを結成、共同プランニング・制作による都市空間の創出をめざす。
1973 <八十八ヶ所>を坂手港ターミナル広場に制作
1974 <近代日本洋服発祥の地顕彰彫刻>を神戸市東遊園地に制作
1975 <神戸大空襲戦歿者慰霊碑>を神戸市薬仙寺に制作
1976 <イルカの噴水>を神戸ポートアイランド北公園に制作
1977 <アンドロメダへのメッセージ>を神戸ポートアイランド中公園に制作
神戸新聞奨励賞を受賞
1981 <スプリング゛・ストーン>を神戸市フラワーロードに制作
<ゆめさき-無限への指標->を姫路市川西台に制作
1984 <水の広場>を名古屋市名城公園に制作、神戸市文化賞を受賞
1985 <水の広場>で第1回名古屋市都市景観大賞を受賞
<白鳥の泉>を伊丹市役所前に制作
<水の広場>で第2回本郷新賞を受賞
1986 <北斗まんだら>を札幌芸術の森野外美術館に制作
1987 <メリケンシアター>を神戸市メリケンパークに制作
<サンクレセントドルメン>を三田市青野ダムに制作
<メタモルフォーゼ゛平行移動>を神戸須磨離宮公園に制作
1988 <ストーンプラザ>を東京ドーム(後楽園)に制作
環境造形Q解散(10月)

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 教育部 藤井達吉現代美術館
電話番号 (0566)48-6602

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