医療費節約のご案内

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更新日:2020年12月14日

1.かかりつけのお医者さんをもちましょう

何でも相談できる「かかりつけ医」を持つことは、いざというときに心強いものです。日ごろから自宅や勤務先の近くの開業医の先生をかかりつけ医としてもち、健康、病気のことを気軽に相談しましょう。緊急時にはいつでも連絡がとれ、必要に応じて専門医に紹介状を書いていただける備えをしておきましょう。

2.”最初から大病院”は控えましょう

紹介状なしで200床以上の病院を受診すると、初診料とは別に一定額を患者が負担しなくてはなりません。軽度な症状であれば、最初から大病院にはかからず、「かかりつけ医」に相談しましょう。必要に応じて、大病院などの専門医への紹介状を書いてもらいましょう。

3.お医者さんのかけ持ちはやめましょう

同じ症状で複数の医療機関にかかると、医療機関を変えるごとに初診料がかかってしまいます。また、同じような検査や処置が行われることによって医療費が無駄にかかってしまいます。さらに投薬や注射などをくりかえすことによって身体への負担や、副作用が心配されます。適切な診断を受け、必要以上に薬をほしがるのはやめましょう。

 

4.時間外、休日受診はなるべく避けましょう

多くの病気では、初期の症状は軽症であることがしばしばです。体調の変化に気づいたら、早めに診療時間内でかかりつけ医に受診し、適切な検査や治療を受けましょう。忙しいからと受診せず、長い間病気を我慢していると、症状がひどくなって長引きます。おかしいなと思ったら、かかりつけ医の診療時間内に受診すれば、十分な検査や治療が受けられ、結果的に医療費も安く済みます。

時間外、休日受診は割増料金がかかってしまいます。時間外や休日の救急病院は、あくまで緊急事態に備えるものです。

 

5.お薬手帳を活用しましょう

病院や診療所、歯科医院、薬局に行くときは、お薬手帳を持参しましょう。副作用などのリスクを減らすため、複数の医療機関にかかっている場合はお薬手帳を1冊にまとめて記録することが大切です。医師や薬剤師に見せることで、薬の重複や飲み合わせを確認してもらうことができます。また、飲み残しの薬があるときは手帳に記録することで必要以上に薬をもらうことを避けることもできます。

 

 

6.定期的に特定健診などの健康診断を受けましょう

病気の早期発見・早期治療は医療費を抑えます。40歳以上74歳以下の国保加入者は、無料で特定健康診査が受診できます。また、市国保加入者は保険センターで実施している生活習慣病予防健診の受診に対し、助成制度があります。(ただし、特定健康診査と生活習慣病予防健診の両方を受診することはできません)

碧南市ではその他がん健診や歯科健診なども実施していますます。定期的に自分の健康をチェックしましょう。詳しくは、碧南市保健センター(健康課)まで問い合わせください。

 

セルフメディケーションって、な~に?

セルフメディケーションとは、自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当することです。

適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠・休息、体調管理を継続するなど、日ごろから健康を意識することで、健康の維持、生活習慣病等の予防や改善、重症化予防につながります。ひいては健康寿命の延伸をめざすこととなり、結果的に医療費の節約にもなります。

軽度な身体の不調の手当には市販薬(OTC医薬品)を使用し、症状の改善が思わしくな場合に医療機関等を受診するなど適宜判断しましょう。

<参考>

セルフメディケーション税制(特定の医薬品購入額の所得控除制度)について

セルフメディケーション税制(特定の医薬品購入額の所得控除制度)は、医療費控除の特例として、健康の維持増進及び疾病の予防への取組として一定の取組を行う個人が、平成29年1月1日以降に、スイッチOTC医薬品(要指導医薬品及び一般医薬品のうち、医療用から転用された医薬品)を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができるものです。

・この控除を受ける場合、医療費控除は受けられません。

・この控除を受けるには、健康のための一定の取組(定期健康診断の受診など)が必要です。

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 健康推進部国保年金課 国保係
電話番号 (0566)95-9891​​​​​​​

健康推進部国保年金課 国保係にメールを送る