27年度3期「碧南の歴史と文化 大浜中区 三番叟人形」

ページID 1126

更新日:2019年10月14日

常設展「碧南の歴史と文化」 27年度-3期 碧南の文化財8「大浜中区 三番叟人形」

概要
 期間  平成27年12月26日(土曜日)〜平成28年3月27日(日曜日) 午前10時〜午後6時(月曜日休館) 
 場所  碧南市藤井達吉現代美術館(碧南市音羽町1丁目1番地)地下1階 情報コーナー
 主催  碧南市教育委員会
 内容 今回の展示では、「大浜中区 三番叟人形」(市指定有形民俗文化財)及び「大浜中区 囃子・三番叟」(市指定無形民俗文化財)の囃子方の道具を展示します。
大浜中区稲荷社(碧南市浜寺町二丁目)では、天明8(1788)年に山車を亀崎(現半田市)より購入しました。この山車と同じく亀崎から購入した人形が「大浜中区 三番叟人形」です。
三番叟は毎年10月の祭礼時に、山車が区内を巡行する先の区内各所や稲荷社で、山車の前棚にて演じられます。この三番叟に不可欠なものが囃子方で、笛を中心に小鼓、大皮、太鼓、かげ打ちで構成されます。
三番叟人形は、手・首・足を三人一組で操り舞わせますが、観客からは操者が見えない隠れ遣いです。山車の前棚で三人の隠れ遣いによる三番叟が奉納されるのは、半田市をはじめ知多半島中部にもみられる特徴です。
そこで、今回は大浜中区の三番叟人形及び囃子方の道具を展示することと致しました。知多半島との関わりがみられる山車祭り文化の一端を感じ取っていただければ幸いです。
最後になりますが、このコーナー展示にご協力をいただきました大浜中区山車保存会並びに関係者の皆様に、厚く御礼申し上げます。
山車の前棚で行われる三番叟

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 教育部 文化財課
電話番号 (0566)48-6602

教育部 文化財課にメールを送る