ECHO/回向 第1期 企画展 コレクション展1 新収蔵作品を中心に

ECHO/回向 第1期
展示概要
展覧会名

ECHO/回向 第1期

コレクション展1 新収蔵作品を中心に

会期 2019年10月18日(金曜日)~11月17日(日曜日)
観覧時間 10時~18時
休館日 月曜日(ただし11月4日(月曜日・祝日)は開館し、11月5日(火曜日)休館)
会場 当館2階展示室1
主催 碧南市藤井達吉現代美術館・碧南市・碧南市教育委員会
観覧料 無料
関連イベント イベントのご案内をご覧ください。

作品収集は企画、調査・研究、教育普及、保存と並ぶ美術館活動の柱であり、美術館の性格をつくるものでもあります。当館では「(1)藤井達吉の芸術を顕彰するのに重要と思われる作品、(2)藤井達吉の精神を見出せる作家の作品、(3)地域の歴史や文化を語る上で重要と思われる作家の作品、(4)市民の美術文化の向上に資する作品、(5)上記の作家や作品を理解する上で重要と思われる資料」の5つの収集方針で活動を展開しています。
本展では2018(平成30)年度に収蔵された作品をご紹介します。そのなかで少なくない割合を占めるのが、岡清蔵コレクションです。岡清蔵氏(1881-1979)は白木屋の専務取締役を勤めた人物です。白木屋は東京・日本橋にあった百貨店で、元は江戸三大呉服店の一角を占める老舗でした。藤井達吉は1922(大正11)年頃、この白木屋の図案部顧問を委嘱され、一般から募集された図案の選者となったほか、個展も開催しました。岡清蔵コレクションはご遺族のもとにあった品々が一括してもたらされたもので、制作が大正時代に遡ると思われる《羊歯文書棚》や《ランプ》をはじめ、手筥、継色紙など、藤井が没するまで続いた長年の交友をよく示しています。
藤井達吉作品の新収蔵品としては、ほかにそれぞれ愛知県内の個人から寄贈された《紅梅》と《水墨山水図》もあります。購入作品である《春爛漫》と《満山紅葉》は対幅の華やかな日本画、そして《椿の翁》は喜寿記念展に出品された巻子です。
また新日本画研究グループ、赤曜会のメンバー、小山大月、富取風堂、牛田鷄村、黒田古郷の作品は、藤井も活躍した大正時代の美術史を証言しています。そのことは後に文化勲章を得た中村岳陵の佳品にもあてはまるでしょう。藤井の同時代人による作品としては、川崎小虎の特質が充分に発揮された屏風作品《岩清水》もあります。さらに戦後の具象絵画を代表するベルナール・ビュフェの油彩、名古屋市出身の真野紀太郎の水彩、長年碧南市に住んだ柴田まさるの蛙をテーマとしたアクリル画、そして木下晋の鉛筆による細密描写の肖像画がコレクションに加わりました。新たに碧南市民の財産となった諸作品を、この機会に是非ご観覧ください。

ギャラリー・トーク

担当学芸員が展覧会について分かりやすく解説します。(無料、いずれも午後2時から約15分程度)

概要
解説 木本文平(当館館長)
日時 10月27日(日曜日)、11月3日(日曜日)、9日(土曜日)、17日(日曜日)
付記

申込み不要。当館2階ロビーにお集まりください。

「コレクション展1」トーク後、引き続き同時開催の「没後100年 服部長七と近代産業遺産展」のトークを行います。

 

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 教育部 藤井達吉現代美術館
電話番号 (0566)48-6602

教育部 藤井達吉現代美術館にメールを送る

更新日:2019年09月23日