企画展 空間に線を引く―彫刻とデッサン

空間に線を引く―彫刻とデッサン展ちらし
展示概要
展覧会名 空間に線を引く-彫刻とデッサン
会期 2019年8月10日(土曜日)~9月23日(月曜日・祝日)
観覧時間 10時~18時
(入場は17時30分まで)
休館日 月曜日
(ただし8月12日、9月16日、23日(月曜日・祝日)は開館し、8月13日、9月17日(火曜日)休館)
観覧料 一般700円(560円) 高大生500円(400円) 小中生300円(240円)
※( )内は20名以上の団体料金
関連イベント イベントのご案内をご覧ください。
図録 刊行物をご覧ください。

 

彫刻家は素材に働きかけ、何もない空間に作品を表します。彫刻を制作するにあたり、自身のイメージを定着させるためにデッサンを描く場合があります。彼らが描いたデッサンは魅力に富んでおり、画家のデッサンにはない美しさがあります。この美しさはどこから来るのでしょうか。

おおむね画家の絵は、三次元を二次元で表現します。一方、彫刻家のデッサンは二次元から三次元を目指します。対象が空間にどのように働きかけるかということが、常に彫刻家の念頭にあるからです。紙面は空間であり、いわば空間に線を引く感性です。これらの線は、対象の存在感、ものの粗密を表現しているように見えます。これを可能としているのは彫刻家の「手」(触覚)です。

彫刻家にとって、まず重要なのは触覚です。彫刻は視覚以前に触覚にうったえかける芸術です。彫刻家は触覚に導かれて作品を手がけます。画家と比べ彫刻家の手は、より触覚的です。彼らの手は描く以前に「触れる手」なのです。このような手によって描かれたデッサンはおのずと画家によるものとは異なります。彫刻家は空間から対象をすくい出すかのように描きます。描くことがすなわち触れることであり、視覚と触覚の連動があります。これが彫刻家のデッサンの特異な点です。そこには、画家のデッサンにはない様々な要素が見出せることでしょう。

本展はプロローグとして橋本平八から始め、具象、抽象の現代彫刻家19人のデッサンと、それに関連する彫刻を展示し、その魅力と創作の魅力に迫るものです。

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 教育部 藤井達吉現代美術館
電話番号 (0566)48-6602

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更新日:2019年07月18日