予算

施政方針

令和6年度の行財政運営といたしましては、第6次碧南市総合計画の基本的理念に基づき、碧南市の将来像である「新たな力とともに創る笑顔と元気のみなとまちへきなん」のまちづくりを、次に掲げます3つの方針に沿って進めてまいります。

1点目は、「市民とともにつくる災害に強いまちづくり」でございます。
災害被害を最小限に留めるために、主要道路、狭あい道路、橋梁、上下水道等のインフラ整備、空き家対策、学校施設、市営住宅や第2配水場等の公共施設の長寿命化を進め、市民生活のライフラインを守り、安心・安全に生活できる災害に強いまちづくりを目指してまいります。また、新たなハザードマップ等を活用した自助・共助による防災活動を推進し、災害時に市民同士が協力し迅速に避難できるように、市民の防災意識の向上を図ってまいります。

2点目は、「産業と港を活かしたまちづくり」でございます。
ゼロカーボンシティ宣言に基づき事業者の省エネ、再エネの導入を推進するとともに、衣浦港の脱炭素化に向けた取組に協力し、カーボンニュートラルを進めてまいります。また、矢作川堤防リフレッシュ道路、碧南用水上部整備を行い、加えて港湾護岸を改築等してまいります。
さらに、市民の働きがいの創出や本市独自の魅力を活かした産業の振興を図るため、工場等の新設や新規創業への支援を充実させ、安定的な税収と雇用の創出を維持するとともに、新たな農作物のブランド化や工業用地の整備を進めてまいります。

3点目は、「誰もが笑顔で元気に暮らせる賑わいのあるまちづくり」でございます。
子どもから高齢者まで、障害の有無や国籍に関わらず、誰一人取り残さない思いやりにあふれたまちづくり推進のため、健康づくりに関する事業、安心して子育てできる保育サービスの提供、介護サービス、外国人窓口の充実等の施策を引き続き実施してまいります。また、行政手続の電子化等を計画し、快適に暮らせるように推進してまいります。その他、スポーツやレクリエーション活動のできる賑わいの場の創出を図るため、スケートボードパーク、ビーチコートを利用した各大会の誘致や支援等を通し、臨海部におけるスポーツ・レクリエーション活動を推進してまいります。

令和6年度施政方針 (PDFファイル: 365.8KB)