令和2年9月「碧南市民に対する介護費用は安く済んでいます」

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更新日:2020年08月27日

碧南市民に対する介護費用は、愛知県全体平均の介護費用より金額換算で約1億2,000万円安く済んでいます

市民の皆さん、新型コロナウィルス禍の中でも、前向きな気持ちで日々奮闘されていることと存じます。近い将来、薬やワクチンが開発・普及される等で、必ず終息すると信じて、マスク、手洗い、3密避け等に頑張ってまいりましょう。

碧南市の高齢化率(人口に占める65歳以上の人の割合)は、令和2年4月1日現在で、23.5%(73,180人中、17,225人)で、愛知県全体より1.6%(人数換算で1,171人)、国全体より5.1%(人数換算で3,732人)少ない状況です。
一方、後期高齢化率(人口に占める75歳以上の人の割合)は、令和2年4月1日現在で、12.1%(73,180人中、8,879人)で、愛知県全体より0.7%(人数換算で512人)少なく、国全体より2.7%(人数換算で1,976人)少ない状況です。このことから、碧南市では、高齢化率は低いが、介護や医療がより必要となる後期高齢者率は、愛知県全体に近い状況であることがわかります。

しかし、碧南市の高齢者は大変元気です。要支援・要介護での介護保険利用率は、令和2年4月末現在で、14.0%(65歳以上人口17,225人中、2,405人)で愛知県全体より0.4%(人数換算で69人)、国全体より1.5%(人数換算で258人)少ないのです。このことは、碧南市では、介護にかかる経費も相対的に少なく済んでいることを意味しています。現在、介護保険利用者の一ヶ月当たりの平均経費は約15万円、年間約180万円ですので、愛知県全体平均より69人×180万円=1億2,420万円、国全体平均より258人×180万円=4億6,440万円、介護保険利用金額が少なく済んでいるわけです。

介護保険にかかる費用は、40歳以上の市民が支払う保険料で2分の1、国の負担金で4分の1、県と市の負担金でそれぞれ8分の1、負担する仕組みとなっています。従って、市民の皆様の保険料で負担する金額も愛知県全体平均より、1億2,420万円×2分の1=6,210万円少なくなっています。その結果を反映して、碧南市の介護保険料は、次表に示すように標準段階の月額で4,860円であり、県下38市のうち安い方から7番目です。

介護保険料一覧(第7期:平成30年~令和2年)

ちなみに、令和2年7月現在の碧南市の各介護保険料段階の人数(65歳以上の第1号被保険者分)の分布は次のとおりです。

また、碧南市が負担する金額も愛知県全体平均と比較すると、年間、1億2,420万円×8分の1=1,553万円安く済んでいます。また、国全体平均とは、年間、4億6,440万円×8分の1=5,805万円安く済んでいます。

なぜ、碧南市の高齢者はこんなに元気なのでしょうか。理由の一つとして、老人クラブを始め、各種ボランティア、踊りなどの芸ごと、卓球、グランドゴルフ、ゲートボールなどのスポーツに参加して、積極的に活動している高齢者が大変多いことがあげられると思います。また、市内3か所に設置されている「筋トレルーム60」の積極的利用、全長2.4キロあるレールパークの活用、無料券を利用してのお風呂の活用等も碧南市の高齢者の健康の維持増進に大いに役立っていると思います。

ちなみに令和2年4月1日現在、市内には28の老人クラブがあります。会員は60歳以上の方を対象としており、会員数は、男性が3,153人、女性が3,982人で、合計7,135人、加入率は、60歳以上の人口に占める会員数の割合で、33.8%です。加入率の推移は、27年度が36.0%、28年度が35.6%、29年度が35.7%、30年度が35.1%、元年度が34.7%です。加入率は若干減少していますが、名古屋市を除く愛知県の市の平均加入率が27年度の21.3%から2年度の16.7%と4.6ポイント減少したのに対し、碧南市は27年度の36.0%から2年度の33.8%と2.2ポイントの減少と減少幅は半分以下です。

令和2年4月現在で比較しますと、次表で分かる通り、碧南市の老人クラブ加入率は、33.8%で県下で2番目(平成30年度2番目、元年度2番目)の高さです。名古屋市を除く愛知県の平均加入率が16.7%、碧海5市では、刈谷市が17.9%、安城市が20.9%、高浜市が10.5%、知立市が15.8%で、碧南市の33.8%は、飛び抜けて高い加入率です。

老人クラブ市別加入率一覧

碧南市は、平成26年3月に、第二次へきなん健康づくり21プランを作成しました。そのスローガンは、「健康寿命日本一を目指して」です。「元気な状態で長生きをすること」は、大方の人の願いです。碧南市としては、平均寿命を延ばすことより、健康寿命(健康上の理由で日常生活が制限されることなく生活できる期間)を延ばすことをより重視して、第二次へきなん健康づくり21プランにもと基づき、健康増進、介護予防施策を体系的に進めています。

次表は、平成28年度の数字ということですが、厚生労働省の資料より作成した健康寿命と平均寿命の各県・男女別のランキング一覧表です。この表から分かることは、平均寿命が長いところが必ずしも健康寿命が長いとは言えないということです。男性の健康寿命1位の山梨県の平均寿命は20位、健康寿命2位の埼玉県の平均寿命は21位、健康寿命3位の愛知県の平均寿命は7位、女性の健康寿命1位の愛知県の平均寿命は31位、健康寿命2位の三重県の平均寿命は26位、健康寿命3位の山梨県の平均寿命は17位、といった具合です。

全国平均で、男性の健康寿命(健康上の理由で日常生活が制限されることなく生活できる期間)は、72.14歳、平均寿命は、80.77歳で、8.63歳の差があります。女性の健康寿命は、74.79歳、平均寿命は、87.01歳で、12.22歳の差があります。
また、男性の健康寿命1位(73.21歳)の山梨県と男性の健康寿命46位(最下位、熊本県は地震のため調査していないので含まれていない、71.21歳)の秋田県の差は、2.00歳、日にちに換算すると、2.00年×365日=730日となります。また、女性の健康寿命1位(76.32歳)の愛知県と女性の健康寿命46位(最下位、73.62歳)の広島県の差は、2.70歳、日にちに換算すると、2.70年×365日=986日となります。約1000日間、健康上の理由で日常生活が制限されることなく生活できる期間が長いか短いかは、人の一生にとって大変重要なことであると思います。
また、参考のために、愛知県と東京の健康寿命の比較をしてみます。愛知県男性の健康寿命(73.06歳)は、東京都男性の健康寿命(72.00歳)より1.06歳、日にちに換算すると1.06年×365日=387日間、健康上の理由から日常生活が制限されない状態が長いことが分かります。愛知県女性(76.32歳)では、東京都女性の健康寿命(74.24歳)より2.08歳、日にちに換算すると2.08年×365日=759日間、健康上の理由から日常生活が制限されない状態が長いことが分かります。

健康寿命と平均寿命(都道府県別2016年)

※「国民生活基礎調査」は毎年実施されていますが、健康寿命の算出に使用する設問は、3年に1回の大規模調査によるものであるため、健康寿命も3年ごとに公表されています。2016年は熊本地震があったため、熊本県では国民生活基礎調査を行われておらず、2016年の熊本県の健康寿命は計算されていません。


 

碧南市としては、健康寿命全国1、2位にある愛知県38市14町2村の中でまず1位となり、結果として「健康寿命日本1位」となれるよう、市民の皆様と協力して、肉体的、精神的、環境的、教育的、あらゆる施策を総動員して、限られた予算の中ではありますが、限りなく楽しく、いろんなことを実施しています。

65歳以上の高齢者に対して36枚の無料お風呂券の配布、全長2.4kmあるレールパークの整備、市内3ヶ所に60歳以上の市民は無料でトレーナー付きの筋トレが実施できる施設の整備、無料の市内巡回バスの運行など、他市が行っていない特色ある施策も碧南市が「健康寿命日本一」を目指す強い意志を示すものであります。

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 総務部 経営企画課 広報戦略係
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