医療救護所
大規模災害時は多くの怪我人が出ることが想定されます。また、地域の医療機関も被害を受けて診療を行えなくなる可能性もあります。市は、ひとりでも多くの命を救うため、医師会、歯科医師会、薬剤師会と協力し、医療救護所を開設して、医療救護活動を行います。
役割
医療救護所は、通常の医療機関と異なり、設備や医療用品が十分ではありません。そのため、トリアージや重傷者、中等症患者の応急手当と病院への搬送手配などを優先して行います。
トリアージとは、多くの負傷者が発生した場合に、できるだけ多くの命を救うため、治療の必要性・緊急性が高い人とそうでない人とをグループ分けし、治療や医療機関への搬送の順位を決定することです。
開設までの流れ
- 大規模災害発生
- 医師会・歯科医師会・薬剤師会に所属する医療関係者は、開業している診療所などを閉鎖し、市役所の医療救護本部に参集
- 被害状況や負傷者の発生状況、医師などの参集状況などを考慮し、医療救護本部が医療救護所の開設を決定
- 医療救護班を編成し、医療救護所に派遣
- 医療救護活動開始
開設予定地
新川小学校、棚尾小学校
注意)被災状況や医師などの参集状況によっては、開設できない場合もあります。
- 医療救護所は24時間体制で運営します。
- 開設期間は、発災からおおむね3、4日間となります。この間、開業している診療所等は閉鎖することとなります。
- 人員が足りないことが想定されます。地域の動ける方に搬送のご協力や軽症者の手当をお願いする場合もあります。
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更新日:2022年04月12日