災害時の警戒レベルと避難行動

避難とは難を避けること、つまり安全を確保することです。安全な場所にいる人は、避難場所に行く必要はありません。

避難に時間を要する人とその支援者は、危険な場所から避難します。

危険な場所から全員避難します。

既に災害が発生・切迫している状況で、命が危険な状況です。直ちに安全な場所で命を守る行動をとってください。

警戒レベル5になってからでは、安全な避難が難しい状況です。予定していた避難場所への避難が危険な場合には、自宅の上の階や、崖から離れた部屋に移動するなど、その場でできる少しでも身の安全を確保するための行動をとるようにします。警戒レベル5を待っていると手遅れになります。この発令を待ってはいけません！

小中学校や公民館などの避難所に行くことだけが避難ではありません。4つの行動があります。

避難する前に、避難所が開設されているか確認しましょう。飲料水・食料・毛布などを持参してください。

平常時に、災害時に避難することを相談しておきましょう。ハザードマップで安全かどうかを確認しましょう。

通常の宿泊料が必要です。事前に予約・確認しましょう。ハザードマップで安全かどうかを確認しましょう。

ハザードマップで、以下の3つの条件を確認し、自宅にいても大丈夫かを確認することが必要です。

• 「家屋倒壊等氾濫想定区域」に入っていない
• 地面から水面までの高さ（浸水深）より居室が高い
• 水がひくまで我慢でき、水・食料などの備えが十分にある

• 警戒レベル3は高齢者だけの情報ではありません。高齢者の他に障害がある方や乳幼児など、避難に時間を要する人とその支援者も含んでいます。
• 警戒レベル5は碧南市が災害の発生・切迫を把握できた場合に、可能な範囲で発令される情報であり、必ず発令されるものではありません。

国土交通省、気象庁、都道府県などが発表する防災気象情報（（特別警報・警報・注意報・土砂災害警戒情報など）に付されるもので、住民の皆さんが主体的に避難行動などを判断するための参考となる状況情報です。市町村は防災気象情報のほか、様々な情報を踏まえ避難情報を発令するため、同じレベル相当の防災気象情報と避難情報の出るタイミングが必ずしも同時になるわけではありません。

気象庁が「警戒レベル相当情報3（洪水警報）」を発表したからと言って、碧南市が必ずしも「警戒レベル3（高齢者等避難）」を発令するわけではありません。

• 氾濫水の流れが緩やかであっても、水が膝の高さ（50cm）を超える場所には絶対に入らないでください。大人でも歩行が困難です。避難中に流されて死亡するケースが相次いでいます。
• 車の走行は、水の高さが30cm以上では困難となります。また、50cm以上では、車が浮いたり、ドアが開けられなくなったりします。

災害対策基本法が改正され、2021年5月20日から、「避難勧告」が廃止されるなど、避難情報が変わっています。