2020年4月 緊急事態宣言に係る市長メッセージ

春暖の候、市民のみなさんにおかれましては新型コロナウイルスの感染の全国的かつ急速なまん延により、不安な日々をお過ごしのこととお見舞い申し上げます。

本市におきましては、これまでに5名の市民の新型コロナウイルス感染が報告されております。この中には碧南市民病院における院内感染と思われる事例も含まれており、病院は4月20日までの間、外来診療の休止と入院患者の方への面会を禁止とさせていただいております。現在、関係者のPCR検査実施や自宅待機要請を行うなど、感染拡大防止のため全力を尽くしておりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

また、4月7日、安倍首相は7都府県を対象に緊急事態を宣言し、外出を控えることを求めました。そして、本日4月10日、大村愛知県知事は、愛知県が国の「緊急事態宣言」の対象地域から外れてはいるものの、9日までの感染者が300人にのぼり、経路不明者の割合も高まっていることから、愛知県独自の「緊急事態宣言」を行い、県民に不要不急の移動の自粛するよう呼び掛けています。

本市といたしましては、大村愛知県知事の「緊急事態宣言」をうけ、5月10日までの間、公共施設の閉鎖もしくは利用制限をさせていただくこととしました。これは、急増する新型コロナウイルスの感染を抑制し、必要な医療などを確保するためのものです。

これまでも、市民のみなさんには、不要不急の外出の自粛をお願いしてきましたが、今回の「緊急事態宣言」を機に、市民のみなさん一人一人の行動がご自身やご家族、そして大切な人を救うことになると心を新たにしていただき、この難局を乗り越えましょう。

令和2年4月10日