《スパイラル》環境造形Q
ロータリーの機能を考慮しながら、フラットな広場をつくることをめざし、渦巻状に石を配列した。
渦巻は、宇宙を象徴する形であり、また生命のシンボルでもある。
ひとつひとつの自然石がもつ自由なフォルムが、見る人の気持ちをやわらげるだろう。
自然石は一部磨かれて真新しい素地をあらわし、光を受けて輝く。
視点をうつすことによってさまざまに変化する石の群がりは、力強い印象を生むことであろう。
環境造形Q
1968 | 「日本青年彫刻家シンポジウム」を企画、小豆島で開催 環境造形Qを結成、共同プランニング・制作による都市空間の創出をめざす。 |
1973 | <八十八ヶ所>を坂手港ターミナル広場に制作 |
1974 | <近代日本洋服発祥の地顕彰彫刻>を神戸市東遊園地に制作 |
1975 | <神戸大空襲戦歿者慰霊碑>を神戸市薬仙寺に制作 |
1976 | <イルカの噴水>を神戸ポートアイランド北公園に制作 |
1977 | <アンドロメダへのメッセージ>を神戸ポートアイランド中公園に制作 神戸新聞奨励賞を受賞 |
1981 | <スプリング゛・ストーン>を神戸市フラワーロードに制作 <ゆめさき-無限への指標->を姫路市川西台に制作 |
1984 | <水の広場>を名古屋市名城公園に制作、神戸市文化賞を受賞 |
1985 | <水の広場>で第1回名古屋市都市景観大賞を受賞 <白鳥の泉>を伊丹市役所前に制作 <水の広場>で第2回本郷新賞を受賞 |
1986 | <北斗まんだら>を札幌芸術の森野外美術館に制作 |
1987 | <メリケンシアター>を神戸市メリケンパークに制作 <サンクレセントドルメン>を三田市青野ダムに制作 <メタモルフォーゼ゛平行移動>を神戸須磨離宮公園に制作 |
1988 | <ストーンプラザ>を東京ドーム(後楽園)に制作 環境造形Q解散(10月) |
更新日:2020年04月07日