《碧南》向井良吉
碧南、なんと美しい名前であることか。私がこの街に設置される彫刻のテーマを選ぼうとしたとき、真先に浮かんだのがこの文字である。それは燐々と輝く太陽と、碧い海と果てしないロマンの香りに包まれた明るい未来なのである。
向井良吉
1918 | 京都市生まれ |
1935 | 京都市立美術工芸学校卒業 |
1941 | 東京美術学校(現東京芸術大学)彫刻科卒業 |
1954 | ヨーロッパ旅行に出発、ほぼ1年パリを中心に滞在 |
1955 | 今日の新人・1955年展に招待出品、新人賞受賞 |
1957 | 第4回サンパウロビエンナーレ日本代表に選ばれる |
1961 | 第4回高村光太郎賞受賞 |
1962 | 第31回ヴェニス・ビエンナーレ展日本代表に選ばれる |
1964 | 第6回現代日本美術展に招待出品、神奈川県立近代美術館賞受賞 |
1976 | 第4回長野市野外彫刻賞受賞 |
1981 | 第31回芸術選奨文部大臣賞受賞 |
1983 | 第3回ヘンリー・ムア大賞展優秀賞受賞 |
1984 | 第15回中原悌二郎賞受賞 |
1987 | 向井良吉タペストリー展が東京銀座ミキモトで開催される |
1988 | 武蔵野美術大学を定年退職。名誉教授となる。 |
1990 | 東京都庁舎国際会議場レセプションホールに「茜雲の国」他1展を設置 |
1992 | 劇団民芸によるシェイクスピア劇「リヤ王」を美術監修 新宿紀伊国屋画廊にて「リヤ王の世界」彫刻展開催 |
更新日:2020年04月07日