《風の車》松本光司
《風の車》は、過去・現在・未来へと絶えることのない時の現象(時空間)と風のイメージを重ね、自然と科学の望ましい調和の姿を意図した。三対の車は、衣浦東部浄化センターが通水する三市を象徴し、その浄化機能が豊かな自然の保持と快適な生活環境を、より広域な地域へ波及し21世紀へのよりよい水環境の実現を期待し形象化した。
また、碧南の空や海の美しさを作品が映し、人々とのかかわりを密接にと願い、とくに、子供達の柔らかい感性に訴える「かたち」を求め制作した。
松本光司
1929 | 東京都に生まれる |
1955 | 東京芸術大学彫刻科卒業 |
1966 | 第7回現代日本美術展 愛知教育大学助教授となる |
1969 | 第4回昭和会展 |
1973 | 紀伊長島石彫シンポジウム |
1977 | 第3回ラベンナ国際彫刻展 |
1986 | 小林記録紙株式会社(刈谷市)へ石彫設置 |
1988 | 第2回ロダン大賞展・彫刻の森美術館賞 |
1990 | 若宮大通公園(名古屋市)へ石彫設置 第3回ロダン大賞展・優秀賞 |
1991 | 第14回現代日本彫刻展 洲原レクリエーション・ゾーン(刈谷市)へ石彫設置 |
1992 | 松本光司展(刈谷市美術館企画) |
1993 | 第7回神戸具象彫刻展・優秀賞 |
1995 | 能生海洋公園(新潟県)へ彫刻設置 第2回木内克大賞野外彫刻展 |
2007 | 死去 |
更新日:2020年04月08日