《わらべの詩》加藤知彦
かわいい蛙を手のひらに乗せて遊ぶ幼児、ジッと見つめる無心の世界には小さな生き物のかすかな動きさえ新鮮に反応する。
自然への憧憬、それは純粋なよろこびであり、大いなる感動。
水辺では、ほほえましいカルガモ親子の、のどかな風景。
私たちは、いつも自然との対話の精神を大切にしたい。
雨池公園は土地区画整理事業の完工記念碑であり、児童公園でもあることから、かっては浜にも面し、低地で雨が降ると池になったともいわれる雨池の地名の由来を連想しつつ、子供にも親しみやすく、また親が子供に作品を通じて語りかける糸口になれるようなものをと考えました。
加藤知彦
1938 | 碧南市に生まれる |
1954 | 愛知県立刈谷高校入学 |
1955 | 日展初入選、以後11回入選 |
1957 | 第1回全国学芸コンクール 内閣総理大臣賞、日本芸術院長賞受賞 |
更新日:2020年04月07日