2025年10月
10月の温室は菊でいっぱい!
入口風除室(正面入口。本館との連絡通路ではありません)

正面入口の風除室では、色とりどりの花々が出迎えてくれます。
上段にある黄色や紫、オレンジのカラフルな花を咲かせているのはスプレーマムで、黄色く丸い花を咲かせているのはポットマムです。マムとは洋菊のことで、一般的にはキクではなくマムと呼ばれます。
ポットマムの隣にある赤い花はケイトウです。その特徴的な花がニワトリのトサカに似ていることから「鶏頭」と呼ばれ、鮮やかな色で温室の入口を彩ってくれています。
大鉢(正面入口を抜けてすぐにあります)

正面入口はいってすぐ、大鉢いっぱいのポットマムが出迎えてくれます。
ポットマムはアメリカで鉢植え向きに矯正園芸種として育成されたものをいい、そのため背丈が低く抑えられているのが特徴です。
菊の花は中国原産で、大昔に日本にもたらされ、江戸時代には品種改良も盛んに行われていたほど日本で長く愛されている花です。それが19世紀ごろ西洋に渡り、海の向こうでも人気に火がつき、品種改良が盛んに行われ生まれたのがマム(洋菊)です。そのマムが再度日本にもたらされ、和菊と合わせて広く愛されている花となっています。
温室中央のタワー前

温室一の見どころである温室中央のタワー前には、開花前のポットマム、スプレーマム、ガーデンマムが並んでいます。
鉢植え向きに矯正園芸種として育成された洋菊をポットマム、その中でも1茎からスプレー状に多数花を咲かせるものをスプレーマム、まんまるとボリュームのあるシルエットをしているのがガーデンマムです。まだ一部しか咲いていませんが、これから開花を迎え、温室を菊たちが華やかに彩っていく様子をゆっくり見守ってみてはいかがでしょうか。
正面からが見ごたえがあります。ベンチに腰掛けながらゆっくりとご覧ください。
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碧南市役所 経済環境部 農業活性化センター あおいパーク
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更新日:2025年09月26日