2025年12月

正面入口の風除室では、色とりどりの花々が出迎えてくれます。

最上段にある真っ赤な大きな花はポインセチアです。イタリアンレッドという色で、濃いめの深紅の苞（ほう）が目を惹きます。

その下には赤やピンクのシクラメンが咲いてします。ジックスという品種で、下向きに咲くユニークな花びらを持っています。

中段には黄色とピンクのポインセチアが、大きな苞を咲かせています。

最下段にあるのはガーデンシクラメンです。日本生まれの品種で、冬の寒さにも強いシクラメンが、これからの冬の温室を彩ってくれます。

正面入口はいってすぐ、大鉢いっぱいの黄色と赤のポインセチアが出迎えてくれます。

ポインセチアは中南米原産の花で、一見花に見える部分は苞（ほう）であり、その中心にある粒状の部分の方が花になります。とくに赤色のポインセチアは、クリスマスシーズンにはかかせない季節の花とされています。

あおいパークのポインセチアの、あざやかな赤や黄色の苞と、緑の葉の色の組み合わせが、温室にクリスマスの空気を運んできてくれています。

温室一の見どころである温室中央のタワー前には、あざやかな色の種類のポインセチアと、ゴールドクレストが並んでいます。

入口と大鉢にもある深紅のポインセチアの色はイタリアンレッドで、黄色がイエロールクス、下段にある赤と白のものがアイスパンチです。

ポインセチアの間にある小さな木のようなものがゴールドクレストです。年間を通じて葉の色が変わらず落葉しないのが特徴の針葉樹で、モミの木に見た目が似ていることから、クリスマスツリーに代用されることが多いです。

あおいパークの小さなツリーたちのようすは、正面からが見ごたえがあります。ベンチに腰掛けながらゆっくりとご覧ください。