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2024年度 年間スケジュール

更新日:2024年03月19日

企画展

NEW FACE 2024
新収蔵品展
2024 年4 月6 日[土]―5 月12 日[日]

当館では、日本近代工芸史において前衛的な活動を展開した藤井達吉の作品や彼の芸術観を軸として、時代や地域性を考慮したコレクション収集をおこなっています。本展では、藤井の姻戚関係や直接交流のあった関係各位からご寄贈いただいた藤井達吉作品をはじめ、高松次郎や庄司達の現代美術作品など、令和5年度に館蔵となった新収蔵品を中心に紹介します。


春陽会誕生100 年 それぞれの闘い
岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ
2024 年5 月25 日[土]―7 月7 日[日]

春陽会は、在野における洋画の美術団体として1922(大正11)年に結成されました。創立メンバーには、再興院展洋画部を脱退した小杉放菴や草土社の岸田劉生、そして、萬鐵五郎、梅原龍三郎など著名画家が名を連ねました。彼らは、個性を尊重する「各人主義」を謳い、自由な制作を行いました。本展は、春陽会の歴史を刻んできた画家の“それぞれの闘い”、そして日本近代美術史における春陽会の意義を、創立から1950年代頃に活躍した画家の作品を通して辿ろうとするものです。


松本竣介『街』と昭和モダン
―糖業協会と大川美術館のコレクションによる―
2024 年7 月20 日[土]―9月8日[日]

戦争と平和の激動の昭和時代、都市や生活様式の近代化はより身近なものとなりました。本展では、「昭和モダン」をテーマに、公益社団法人糖業協会の日本近代洋画コレクションと公益財団法人大川美術館のコレクションの中から選りすぐりの優品をご紹介します。松本竣介『街』を起点に、藤島武二、梅原龍三郎、安井曾太郎、東郷青児など日本洋画壇を代表する作家をはじめとした多彩な絵画によって、清新なイメージを求めた「モダン」の視点から「昭和」の時代をたどります。


没後100年
富岡鉄斎
2024年10月5日[土]―11月24日[日]

幕末の京都に生まれ、世に「最後の文人画家」と称えられる富岡鉄斎(1836‒1924)は、近世都市の商人道徳を説いた石門心学を中心に、諸学を広く学ぶと同時に、南宗画、やまと絵等をはじめ多様な流派の絵画も独学し、深い学識に裏付けられた豊かな画業を展開しました。没後100 年を迎える節目に企画する本展は、代表作はもちろんこれまで取りあげられる機会の少なかった優品、遺愛品なども展覧し、鉄斎の画業や生涯を紹介するものです。


足利市立美術館所蔵・浅川コレクション
夢を追いかけた“前衛”の鼓動
2025年1月4日[土]―2月24日[月・祝]

浅川邦夫氏(1932‒)は、半世紀にわたり現代美術を扱うギャラリーに深く関わり、優れた画商としての眼力で蒐集した900 点を越える美術品を、足利市立美術館に寄贈しました。本展は“前衛”と呼ばれた時代(1950年代後半‒1970年代初頭)にスポットを当て、小野忠弘・桜井孝身・工藤哲巳の抽象画、中西夏之・菊畑茂久馬・三木富雄のオブジェ、細江英公や羽永光利の写真、ゾンネンシュターンの個性的な色鉛筆画やラウシェンバーグのコラージュなど厳選した国内外の作品群を当時の熱気とともに紹介します。

コレクション展

特集テーマに沿って館蔵の藤井達吉作品を中心にコレクションをご紹介します。令和6年度は藤井に所縁ある人にご寄贈いただいた藤井の作品群や水墨画などを紹介します。

観覧無料
第1 期:4 月6 日[土]―6 月16 日[日]
長田美和子・義男コレクション
令和元年度にご寄贈いただいた、藤井と直接親交があった長田秀吉氏旧蔵のコレクションをご紹介します。
第2 期:6 月22 日[土]―8 月25 日[日]
墨色百景
濃淡やその表現技法により多様な表情を見せる水墨画。藤井による作品を中心に展示し、その魅力を再発見します。
第3 期:8 月31 日[土]―10 月20 日[日]
自然へのまなざし
自然を見つめ、描くことは、藤井の一貫した創作姿勢でした。山野の草花から空の彼方まで、自然を題材にした作品をご紹介します。
第4 期:10 月26 日[土]―12 月15 日[日]
いただきます!収穫の秋
収穫の秋、そして食欲の秋にあやかって、なすや山芋など食べ物が描かれた作品を中心に展示します。
第5 期:12 月21 日[土]―3 月23 日[日]
千福万来 福を呼ぶ絵画
日の出や梅、宝船など、新年を彩るおめでたい画題や吉祥に関係する作品を中心にご紹介します。

 

文化財・民俗資料展

地下1階情報コーナーでは、碧南の歴史と文化に関わる文化財や民俗資料を展示します。令和6年度は民俗資料のほか、発生から80年を迎える三河地震とその頃の碧南の歴史をご紹介します。

観覧無料 情報コーナー
第1 期:4 月13 日[土]―7 月21 日[日]
民俗資料:農具からみた昔のくらし
第2 期:7 月27 日[土]―10 月27 日[日]
民俗資料:漁具からみた衣ヶ浦の海
第3 期:11 月2 日[土]―2 月2 日[日]
民俗資料:瓦づくりの古い道具
第4 期:2 月8 日[土]―5 月6 日[祝・火]
碧南の歴史:三河地震が起こった頃 ~三河地震80年~

共催展

観覧無料
9 月18 日[水]―9 月23 日[月・祝]
第31回 西三文協美術展
11 月30 日[土]―12 月8 日[日]
第16回碧南文化協会選抜美術展
12 月12 日[木]―12 月22 日[日]
HEKINANから それぞれのスピリッツ展16th
3 月11 日[火]―3 月23 日[日]
第6回碧南ビエンナーレ

 

教育普及その他の展覧会

観覧無料
11 月23 日[土・祝]―12 月8 日[日]
野外彫刻絵画コンテスト入賞作品展
2 月1 日[土]―2 月16 日[日]
る・る・る展 美術館の教育普及活動を紹介します。

 

都合により展覧会の期間及び内容が変更になることがあります。

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 教育部 藤井達吉現代美術館
電話番号 (0566)48-6602

教育部 藤井達吉現代美術館にメールを送る