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【11/15~】吉岡弘昭展 哀しみとおかしみを湛えた不思議な魅力

更新日:2025年09月26日

吉岡弘昭展チラシ(PDFファイル:2.6MB)

名古屋市を拠点に活動する画家・吉岡弘昭(1942-)は、現代社会やそこに生きる人間の生の深淵を見つめる表現で群を抜く存在です。ユーモラスに表現された人間、犬、鳥などのモチーフは不思議な魅力に溢れています。本展では、初期の油彩作品から版画家としての評価を確立したドライポイントによる変身シリーズ、多版多色刷の諧謔的な表現により独自の作品世界を切り拓いた70~80 年代の版画から新作の絵画に至るまで、約60年に及ぶ吉岡の画業を総覧します。

展示構成

第1章 異形のレジスタンス 1963-1968/1985

『オニゴッコ』1963年 作家蔵

『人・犬・宇宙2』1985年 個人蔵

『変身』1966年 作家蔵

第2章 銅板に刻む線 1969-1975

『変身シリーズ No.1』1969年 作家蔵

『鳥女幻想 F』1974年 作家蔵

第3章 ユーモアとアイロニー 1976-2000

『GON&BEN(YELLOW)』1976年 作家蔵

『TEKU博士の散歩』1980年 個人蔵

『23番街の悪漢』1981年 作家蔵

『WIRE MAN No.1』1992年 作家蔵

『コーモリ傘をもつ男』1984年 作家蔵

『THE DOG(佐喜眞美術館の犬)』2001年 作家蔵

『東方から来た人』2015年 作家蔵

第4章 原初の風景 2002

『寓意の顔・2018』2018年 作家蔵

『寓意の風景・A』2022年 作家蔵

展示概要

展示概要
展覧会名 吉岡弘昭展 哀しみとおかしみを湛えた不思議な魅力
会期 2025年11月15日(土曜日)~12月21日(日曜日)
観覧時間 10:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日 月曜日、11月25日(火曜日)
※ただし、11月24日(月・休)は開館
観覧料 一般800円(640円)、高・高専・大学生400円(320円)、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金。市内在住・在学の高校生、市内在住の65歳以上の方、各種障がい者手帳をお持ちの方と付き添い1名は無料。受付に証明書をご提示ください。
※11月21日(金曜日)はあいちウィーク期間中の「県民の日学校ホリデー」のため観覧無料
主催 碧南市藤井達吉現代美術館、碧南市、碧南市教育委員会
共催 中日新聞社
ゲストキュレーター 栗田秀法(跡見学園女子大学教授)

 

関連イベント

記念対談

概要
演題 プリントとペインティングの往還
講師 吉岡弘昭氏(画家)
栗田秀法氏(跡見学園女子大学教授、本展ゲストキュレーター)
司会 木本文平(当館館長)
日時 11月15日(土曜日)14:00~15:30
場所 地下1階・多目的室B
定員 50名 ※要申込

※聴講無料

 

記念講演会

概要
演題 吉岡ワールドの創出
講師 木本文平(当館館長)
日時 11月23日(日曜日)14:00~15:30
場所 地下1階・多目的室B
定員 50名 ※要申込

※聴講無料

 

アーティストトーク

概要
講師 吉岡弘昭氏(画家)
日時 11月30日(日曜日)14:00~15:00
定員 50名 ※要予約

※聴講無料

 

ワークショップ「らくがきランド」

吉岡さんの作品を見たあと、自由にらくがきをして楽しみましょう。

概要
日時 12月6日(土曜日)10:00~12:00
講師 吉岡弘昭氏(画家)
対象 3歳から小学生(小学2年生までは保護者同伴)
参加費 100円
定員 12名 ※要予約、先着順

 

コンサート「歌とフルートで描く冬の情景」

概要
日時 12月7日(日曜日)15:00~16:00
出演 筧聰子氏(メゾソプラノ)
筧孝也氏(フルート)
金田紗希里氏(ピアノ)
会場 1階・ロビー
定員 50名 ※要予約、先着順

 

申込方法

記念対談、講演会、アーティストトーク、ワークショップ、コンサートともに10月3日(金曜日)10:00より受付を始め、定員になり次第締め切ります。
電話にて 1.氏名 2.電話番号 3.参加人数 をお知らせください。

 

ギャラリートーク

担当学芸員による展示説明会。予約不要です。

概要
日付 11月24日(月・祝)、12月13日(土曜日)、12月21日(日曜日)
時間 14:00~(約30分)
集合場所 観覧券をお持ちの上、2階ロビーにお集まりください

 

11月21日(金曜日)は観覧無料

11月21日(金曜日)はあいちウィーク期間中の「県民の日学校ホリデー」のため、観覧無料となります。

 

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 教育部 藤井達吉現代美術館
電話番号 (0566)48-6602

教育部 藤井達吉現代美術館にメールを送る