災害時における施設駐車場等の使用に関する協定を締結

災害時の被災者支援として、スポーツジムの駐車場やトイレなどを避難者に開放する協定を、株式会社ダイセンと碧南市が5月26日（金曜日）に締結しました。

締結式には、株式会社ダイセンの大山徳龍社長と鳥山隆之常務が出席され、大山社長は、「先代から採石業を営んでいるなかで、碧南市臨海部の埋め立てや衣浦海底トンネルなどに当社の砂利が使われており、碧南市とは関わりも深くお世話になっている。経営理念は地域の繁栄に貢献。微力ながら地域住民に還元していきたい」と挨拶されました。

碧南市の禰冝田政信市長は、「スポーツジムの立地は、市内の中央部であり標高も低くない。災害がどのように起きるか分からないので協力をお願いします」と話しました。

今回の締結で使用が可能となる施設は、碧南市植出町にある「ダイセンスポーツクラブYUGA」。約200台分の駐車スペースを、車中泊や復旧拠点として見込みます。また、施設内のトイレや浴場などを、被災者に開放することも想定されています。

株式会社ダイセンは、同様の協定を令和4年度に西尾市とも締結しており、今回は株式会社ダイセンが碧南市に打診したことから締結にいたりました。碧南市が締結している防災協定のうち、施設使用に関する協定は19団体目です。