何十年先も 君を友達って思ってる― 消防団の入退式を挙行

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更新日:2025年03月26日

碧南市消防団・消防予備隊の入退式が3月22日、碧南市文化会館で行われました。

碧南市消防団は、消防団員として3年、消防予備隊員として2年の計5年を任期としており、この春、任期を全うされた34人が退団されました。

退隊された34人は、2020年度に入団しており、この頃は新型コロナウイルスが蔓延しており、2020年4月には愛知県でも1回目となる緊急事態宣言が発令されていました。

碧南市消防団の活動も、これまでに経験したことの無い制約などがある中で行われ、消防操法大会についても2020年、2021年と2年連続で中止を余儀なくされました。

退団者を代表してあいさつされた石川鋼勇さんは、「コロナ禍で思うように活動ができなかった。2022年の愛知県消防操法大会では優勝を狙っていたが、2年間大会が無かったことによる影響は少なくなく優勝できなかった。その時は、悔しさがあり出場選手たちに言えなかったが、最高の操法だった」と話されるなど、入団のきっかけからを熱くお話しいただきました。

一方、この春からは新たに36人が入団され、女性消防団員2人の入団もありました。

入団者を代表して、第1分団副分団長の小林高志さんが、火災予防への心掛けと市民の生命及び財産を守るため、忠実に職務を遂行する誓いの言葉を述べました。

式典の最後には、消防団員の皆さんに感謝の気持ちを込めて作成された、ケツメイシ「友よ~この先もずっと…」をBGMとした動画が上映され、涙している人も見られました。

退場時には、碧南消防署の永田知己署長が指揮者となって、碧南市民吹奏楽団による「銀河鉄道999」が演奏され、碧南市の小池友妃子市長から退団者一人一人にカーネーションが手渡されました。

苦楽を共にした消防団員の中には、一生の友だちが出来たと話す人も少なくありません。式典後は、花束の贈呈や胴上げがされている光景もみられました。

本当ありがとう、友よ。

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  • 危機管理係 電話番号 (0566)95-9874
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