リニューアル中の碧南駅 過去と共にプレイバック
名鉄三河線の終着駅である碧南駅。碧南駅には、碧南と吉良吉田(西尾市)を結ぶ「ふれんどバス」や、碧南市営の「くるくるバス」の停留所もあり、朝夕は学生やサラリーマンで賑わっています。
そんな碧南駅は、現在もリニューアル工事が進められていますが、9月1日からは碧南駅待合所が利用できるようになりました。
待合所内はガラス張りでとても明るく、飲料の自動販売機や碧南市内の観光に関するパンフレットが設置されています。
また、碧南市の株式会社ミカワより寄贈された地場産の陶器のテーブルセットでくつろぐこともできます。
併設のトイレは24時間利用できますが、待合所は午前6時から午後11時まで利用できます。
上の画像は、令和2年9月に撮影したものです。新しい駅舎・待合所のまわりでは、今でも工事が行われています。
それではここで、碧南駅の過去を少しだけ振り返ってみようと思います。
こちらの画像は、今から約20年前の平成16年に撮影したものです。駅舎は三角屋根をしており、壁はトタンでした。また駅舎の前には、UFJ銀行(当時)のATMが設置されていました。
また、平成16年4月1日までは、碧南駅と吉良吉田(西尾市)を結ぶワンマン運転のレールバスが走っていました。"バス"といわれても、レールの上を走ってました。しかし動力は電気ではなくディーゼルエンジンです。
このレールバスの代わりに登場したのが現在走っている「ふれんどバス」です。
これは、廃線間近の平成16年3月に碧南駅で撮影したレールバスです。
碧南駅を出発したレールバスは玉津浦駅、棚尾駅、三河旭駅を通過して、矢作川にかかる鉄橋をわたります。この鉄橋は廃線後に撤去され、今は見ることはできません。
鉄橋を超えて、中畑駅の次の三河平坂駅では、唯一レールバスがすれ違うポイントなので2台を揃って見ることができました。
その後、西尾市内を南下するように走り、現在名鉄西尾線・蒲郡線の駅として使われている吉良吉田駅が終点でした。
ちなみにレールバスの内部は次の画像のとおりでした。運賃箱が確認できますね。
ここまでレールバスを紹介してきましたが、最後に、碧南市役所に残る古い写真を捜索していたら、昭和40年代の碧南駅の写真が見つかりましたので紹介します。
大型バスが3台停車しています。行先をみると「名鉄バスセンター」「東岡崎」「西尾駅前」とそれぞれ書かれています。
そして駅向かって左側に建つたばこ店は、この時から現在も変わらずに残っていることが分かります。
皆さんも、新しくなりつつある碧南駅を是非ご利用ください。
この記事に関するお問い合わせ先
碧南市役所 総務部 秘書課 広報統計係
電話番号 (0566)95-9867
総務部 秘書課 広報統計係にメールを送る
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更新日:2020年10月06日