廃線跡地の公園 グッドデザイン賞を受賞

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更新日:2020年10月13日

名鉄名古屋本線は、知立駅において南北に伸びる三河線と交わっています。三河線はその地形から、知立駅より北側を山線、南側を海線と呼ぶこともあります。

そんな海線は、知立駅を南下すると、刈谷市や高浜市内を通って、終点の碧南駅に到着します。ちなみに碧南駅は、2020年9月より新しく待合所が設けられ、現在もリニューアル工事が進められています。

現在終点の碧南駅ですが、かつては碧南駅と吉良吉田駅(西尾市吉良町)をディーゼルエンジンの車両「レールバス」が走る区間がありました。

利用客数の低下により2004年3月に廃線となった後に、碧南市はこの跡地を有効活用するために公園を整備することとし、2008年度に基本構想、2012年度に基本計画・基本設計を策定し、2013年度には実施設計を行いました。

公園の整備工事は、2015年度から2017年度にかけて行われ、2018年3月に廃線跡地2.3kmによる公園「碧南レールパーク」がオープンしました。

オープンから2年を過ぎた碧南レールパーク―。

1957年に開始された「グッドデザイン賞」において、碧南レールパークが2020年のグッドデザイン賞を受賞しました

グッドデザイン賞はデザインの優劣を競う制度ではなく、審査を通じて新たな「発見」をし、シンボルマークである「Gマーク」とともに社会と「共有」することで、次なる「創造」へ繋げていく仕組みです(出典:ホームページ「GOOD DESIGN AWARD」)。

受賞概要(出典:ホームページ「GOOD DESIGN AWARD」)
受賞対象名 公園
分類 ランドスケープ、土木・構造物
概要 永らく市民の足となっていた鉄道が廃止となった事を機に碧南市は跡地を買取り緑道にする計画を発表した。市民が積極的に参加する会議を経て、鉄道の面影を残し、災害リスクへの備えとなる機能を備え、多様な市民の声を反映した表情をもつ遊歩道「碧南レールパーク」が2018年3月に完成した。
デザインのポイント 1.多様な市民がデザインに深く関わることで生まれる表情と市民活動の舞台となるコミュニティインフラとして
2.災害時の避難路、緊急車両の動線、飲料水の応急給水栓など、減災インフラとして
3.鉄道の記憶、車窓に代わり碧南のまちを眺め続ける視点場として
デザイナー 株式会社オオバ名古屋支店 まちづくり専門部長 小林高浩

 

公園は全長2.3kmにわたり、レールや車輪、プラットホームなどの鉄道モニュメントや、ブランコなどの遊具や健康遊具などが随所に設置されています。

また、過去に駅があった4か所は、広場として整備されています。

デザインにも注目しながら、全長2.3kmの遊歩道を、一度歩いてみませんか?

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