厄除けの手筒花火と打ち上げ花火

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更新日:2020年10月22日

碧南市の棚尾地区にある「八柱神社」では、本殿の屋根が修繕により新しくなりました。雨が降り続く10月17日、屋根修繕の記念と厄除けを願って、厄年を迎えた「昭和54年55年棚尾未申朋友会」の皆さんによって手筒花火の奉納が行われました。

打ち上げられた手筒花火は計21本。本厄の21人全員が、2人ずつ順番に打ち上げ。手筒花火は、有名な愛知県豊川市の「豊川手筒まつり」のように両手で抱えるように打ち上げるイメージがあると思いますが、花火の大きさも色々。今回は“10才”と呼称される片手で持てるサイズのものでした。

片手で手筒花火を持っているところに、大浜煙火保存会のスタッフによって“ランス”と皆が呼称する物で火種が入れられると、音を立てて一気にオレンジ色の火柱が。この日は雨が降り続いていましたが、それに負けることなく5メートル以上の火柱が空へ上がりました。

およそ30秒後、「ボン!」という音を轟かせるとともに花火は終焉を迎えます。

手筒花火から約1時間後の午後8時―。西尾市との境にかかる「矢作川大橋」付近で、スターマインの打ち上げが行われました。

花火の点火ボタンを、厄年の人が順番に押していきました。花火は断続的に約15分間続き、矢作川の堤防には花火を眺める人の姿や、橋を走行しているときに花火を見つけ思わずブレーキランプがともる車などが見られました。

手筒花火と打ち上げ花火は、地区の住民には行われることは告知されましたが、場所と時間はシークレットとされました。

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