先人から引き継いだ宝物を守るために

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更新日:2022年01月24日

1月19日に、應仁寺(碧南市油渕町)で文化財防火訓練が開催され、住民や碧南消防署員などの約30名が参加しました。

文化庁・消防庁では、法隆寺金堂壁画が焼損した昭和24年1月26日を「文化財防火デー」と定め、毎年この日を中心として全国的に文化財防火運動が展開されています。碧南市では、市域を6地区に分け、地区を順番に回って文化財防火意識の向上に努めています。今年度は、西端地区で実施しました。

火事が起きたと想定し、119番通報するところから訓練が始まりました。実際に消防署員と通話し、住所や建物の様子、人がどこにいるかなど詳しく伝える必要があることを確認しました。

次に、重要文化財を運び出す訓練です。迅速に避難できるよう火災にあった場合を想定して準備しておくことが重要です。

消防車による本堂に向けて放水訓練も行われました。

また、消火器による消火訓練では、消火器の使い方を消防署員から説明を受けました。最初は遠くからねらい、徐々に近づいて消火すること、必ず1本使いきるまで使うことが注意点だそうです。

最後に、碧南消防署北分署長から、「地域の協力体制はできていた。先人から引き継いだ宝物をこれからも守っていただきたい」と講評をいただきました。

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