水道管の凍結に注意してください

ページID 8624

更新日:2023年11月29日

水道の冬じたく

気温が-4℃程度になると(風当たりが強い所等では、-1℃から-2℃でも)、水道管が凍結し、破裂が発生することがあります。

冬になったら、水道管の管理に細心の注意を払いましょう。特に夜間の急な冷え込みには注意してください。

凍結を予防しても凍って水が出なくなった場合に備えてポリタンクやペットボトルに水をためておきましょう。解凍に使用するぬるま湯を作るためにも必要です!

凍結予防の方法

水道管が露出している箇所では、直接タオル、保温チューブなどの保温材を巻いた上からビニールテープやガムテープを巻きつけ凍結を防止しましょう。

蛇口を少し開けて、水をチョロチョロと出しておくと凍結しにくくなります。流した水は容器にため、洗濯などにご使用ください。

-4℃以下になると保温材を巻いていても凍結が始まります。こまめに蛇口を開けて、水道管内の凍結の進み具合を確認してください。水の出が悪いようであれば、蛇口を全開にして、水道管内にできた氷を流します。元に戻れば蛇口を閉めてください。これを繰り返します。

メーターボックス内の防寒対策を実施される場合は、メーターの蓋、止水栓の開閉の妨げとならないようにしてください。

凍結しやすい場所

  • むき出しになっている水道管
  • 建物の北側にある水道管
  • 風が強くあたるところにある水道管
  • 給湯器
  • 日常的に水道を使用していない留守宅や空き家

令和5年1月下旬の寒波で実際に凍結、破裂の相談があった事例

  • 3階以上の集合住宅の戸別の受水槽
  • 庭の立水栓
  • 給湯器
  • 普段使用していない離れ
  • 空き家
  • 倉庫
  • 新築工事中で地表にあったメーター

水道管が凍結してしまったときは

水が出なくなったときは

気温がそれ以上下がらないようであれば、自然にとけるのを待つか、タオルをかぶせ、その上からゆっくりとぬるま湯をかけてください。

※熱湯は破裂の恐れがあるため絶対にかけないでください。

※賃貸アパート・マンション、借家にお住いの方は、まず管理会社または貸主へ相談しましょう。

仮給水中の場合

水道本管(配水管)工事に伴い、仮給水を実施している箇所は凍結しやすいため、工事を実施する業者が事前に対策を行います。

それでも凍結により水が出なくなった場合は、事前にお知らせしている工事を担当する業者へご連絡ください。

凍結した水道管の破裂防止

破裂は凍結するときに水の体積が膨張するために起こります。破裂する前に、早めに水道管の中の氷を溶かしましょう。

完全に水が出なくなると、破裂の心配があります。できるだけ早く水道管内の氷を溶かしてください。この場合、蛇口を開け水が流れる状態にしてから、凍結している箇所にタオル等をかぶせて、ぬるま湯を少しずつかけて氷を溶かしてください。いきなり熱湯をかけると、凍った部分が破裂したり、ひび割れすることがありますので、ご注意ください。

水道管が破裂したときは

まず、メーターボックス内の元栓(止水栓)を閉めて水を止めて下さい。(※止水栓がレバー型の場合は、メーターと反対側に倒して下さい。ハンドル型の場合は、時計回りに回してください。)

次に、破裂した部分に布やテープ等を巻きつけて応急処置をし、市指定給水装置工事事業者(リンク先参照)に修理を依頼してください。

なお、寒波の時は修理が重なり、すぐには対応できない場合もあります。そのためにも、凍結時点での早めの処置が必要です。

注意:アパートや借家などは、管理会社や大家さんに連絡して下さい。

注意:温水器や給湯器(ボイラー)等の修理は、購入された業者に直接依頼してください。

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 開発水道部 水道課