水質検査計画と検査結果

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更新日:2025年03月31日

水質検査計画について

水質検査計画は、平成15年度に「水質基準に関する省令」、「水質検査方法」、「水道法施行規則」が、それぞれ大幅改正され、平成16年4月1日から水質基準項目や検査方法の見直しの他、水質検査については全国一律ではなくなり、各水道事業者が地域や水源の種別等を考慮して、一定の条件のもとで水質検査の項目や頻度を独自で定めることとなりました。これに伴い、各水道事業者は水質検査計画を策定して公表することにより、水質検査の適正化と透明性を図ることとなりました。

また、水道の水質については、常に最新の科学的知見に照らして毎年検討改正(逐次改正)していくべきとの考えから、環境省の水質基準逐次改正検討会において必要な知見の収集等を実施し、水質基準項目(基準値)や水質管理目標設定項目等については逐次改正が行われます。

有機フッ素化合物の「ペルフルオロオクタンスルホン酸(以下、「PFOS」という)」及び「ペルフルオロオクタン酸(以下、「PFOA」という)」については、令和8年4月1日から水質管理目標設定項目から水質基準項目に格上げする方向で検討がなされています。

水質検査計画の構成について

水道水を安心して飲用(使用)していただくために、水質検査地点、検査項目、検査頻度等について、多方面から検討し水質検査計画を策定しました。

水質検査計画は、次のような構成となっています。

1.基本方針

2.碧南市水道事業の概要

3.水質検査を行う地点、項目、頻度

4.臨時の水質検査に関する事項

5.水質検査の方法及び精度と信頼性の保証

6.関係機関との連携

7.水質検査計画及び検査結果及び評価の公表

この水質検査計画については、水質の変化やお客様からいただいたご意見を基に、毎年見直しを行うとともに、安心して飲用(使用)していただくため、より一層の水質管理を実施します。

水質基準項目(51項目)について

令和7年度は、水質基準項目(51項目)の項目・基準値等の改正はありませんので、水質基準項目の水質検査の項目、頻度は令和6年度と同じとしますが、水質測定位置の大幅な見直しを行いました。

水質管理目標設定項目(27項目)について

水質管理目標設定項目(27項目)につきましては、給水過程で水質が変化する項目について、水質検査を実施しています。

国内各地の井戸等の地下水で検出され、社会的関心が高まっているPFOS及びPFOAについては、水道水の安全・安心を確保するために令和5年度から年1回水質検査を実施しています。

水質結果はすべて目標値の1/10以下の0.000005mg/L未満です。

水道水におけるPFOS及びPFOA、放射能測定について

水道水におけるPFOSやPFOAは、令和2年4月1日から水質管理目標設定項目(暫定目標値:PFOSとPFOAの合算で0.00005mg/L以下)に設定されました。

国の水質管理目標設定項目に設定されたことにより、碧南市の水道水の供給元である愛知県企業庁の幸田浄水場と豊田浄水場では水質検査を年2回、令和6年度からは毎月水質検査を実施しています。

また、放射能測定(対象項目:放射性セシウム(セシウム-134及びセシウム-137))につきましても原則年4回(6・9・12・3月)の測定を実施しています。

PFOS及びPFOAの水質検査並びに放射能測定の結果は、「愛知県水質試験場」のホームページに掲載されていますので、参考にしてください。

水質検査計画及び水質検査結果の公表

水質検査計画及び水質検査結果については、当ホームページにて公表します。(水質検査結果は、碧南の水道にも掲載しています)

なお、令和6年度の水質検査結果は、全ての地点で水質基準に適合しており、数値的な異常は見られず良好な状況を維持しています。安心してお使い(飲用)ください。

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 開発水道部 水道課 工務係
電話番号 (0566)95-9915

開発水道部 水道課 工務係にメールを送る