水質検査計画

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更新日:2023年03月30日

水質検査計画について

水質検査計画は、平成15年度に「水質基準に関する省令」、「水質検査方法」、「水道法施行規則」が、それぞれ大幅改正され、平成16年4月1日から水質基準項目や検査方法の見直しの他、水質検査については全国一律ではなくなり、各水道事業者が地域や水源の種別等を考慮して、一定の条件のもとで水質検査の項目や頻度を独自で定めることとなりました。これに伴い、各水道事業者は水質検査計画を策定して公表することにより、水質検査の適正化と透明性を図ることとなりました。

また、水道の水質については、常に最新の科学的知見に照らして毎年検討改正(逐次改正)していくべきとの考えから、厚生科学審議会生活環境水道部会において必要な知見の収集等を実施し、水質基準項目(基準値)や水質管理目標設定項目等については逐次改正が行われます。

令和5年度は、水質基準項目(51項目)、水質管理目標設定項目(31項目)ともに項目・基準値等の改正はありませんが、令和2年4月から水質基準項目の六価クロム化合物の水質基準値が0.05mg/L以下から0.02mg/L以下に強化されたため、水道法施行規則第15条第1項第3号及び第4号に定める水質検査の頻度に従い年4回の水質検査を実施してきました。

令和2年4月から令和5年3月までの3年間の六価クロム化合物の水質検査結果はすべて水質基準値0.02mg/Lの10分1(0.002mg/L)以下でしたので、令和5年4月からの水質検査の頻度を年1回とします。

水道水を安心して飲用(使用)していただくために、水質検査地点、検査項目、検査頻度等について、多方面から検討し水質検査計画を策定しました。

水質検査計画は、次のような構成となっています。

1.基本方針

2.碧南市水道事業の概要

3.水質検査を行う地点、項目、頻度

4.臨時の水質検査に関する事項

5.水質検査の方法及び精度と信頼性の保証

6.関係機関との連携

7.水質検査計画及び検査結果及び評価の公表

この水質検査計画については、水質の変化やお客様からいただいたご意見を基に、毎年見直しを行うとともに、安心して飲用(使用)していただくため、より一層の水質管理を実施します。

 

水道水の放射能測定結果

碧南市の水道水の供給元である幸田浄水場、豊田浄水場(矢作川水系矢作川)の放射能測定結果については、下記「愛知県水質試験所」のホームページに掲載されていますので、参考にしてください。

水質検査計画及び水質検査結果の公表の方法

水質検査計画及び水質検査結果については、当ホームページにて公表します。(水質検査結果は、碧南の水道にも掲載しています)

なお、令和4年度の水質検査結果は、全ての地点で水質基準に適合しており、数値的な異常は見られず良好な状況を維持しています。安心してお使い(飲用)ください。

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 開発水道部 水道課