水質検査計画

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更新日:2024年03月29日

水質検査計画について

水質検査計画は、平成15年度に「水質基準に関する省令」、「水質検査方法」、「水道法施行規則」が、それぞれ大幅改正され、平成16年4月1日から水質基準項目や検査方法の見直しの他、水質検査については全国一律ではなくなり、各水道事業者が地域や水源の種別等を考慮して、一定の条件のもとで水質検査の項目や頻度を独自で定めることとなりました。これに伴い、各水道事業者は水質検査計画を策定して公表することにより、水質検査の適正化と透明性を図ることとなりました。

また、水道の水質については、常に最新の科学的知見に照らして毎年検討改正(逐次改正)していくべきとの考えから、厚生科学審議会生活環境水道部会(令和6年4月1日、環境省に移管)において必要な知見の収集等を実施し、水質基準項目(基準値)や水質管理目標設定項目等については逐次改正が行われます。

令和6年度は、水質基準項目(51項目)の項目・基準値等の改正はありませんので、水質基準項目の水質検査の項目、頻度は令和5年度と同じとします。

水質管理目標設定項目(31項目)につきましては、給水過程で水質が変化する項目について、水質検査を実施していましたが、国内各地の井戸等の地下水で検出され、社会的関心が高まっている有機フッ素化合物の「ペルフルオロオクタンスルホン酸(以下、「PFOS」という)」及び「ペルフルオロオクタン酸」(以下、PFOAという)」について、水道水の安全・安心を確保するために年1回水質検査を実施します。

水道水におけるPFOS及びPFOAについて

水道水におけるPFOSやPFOAは、令和2年4月1日から水質管理目標設定項目(暫定目標値:PFOSとPFOAの合算で0.00005mg/L以下)に設定されました。

国の水質管理目標設定項目に設定されたことにより、碧南市の水道水の供給もとである愛知県企業庁の幸田浄水場と豊田浄水場では水質検査を年2回(令和6年度から年12回)実施しています。これまでの水質検査ではPFOS及びPFOAは検出されていません。

水道水を安心して飲用(使用)していただくために、水質検査地点、検査項目、検査頻度等について、多方面から検討し水質検査計画を策定しました。

水質検査計画は、次のような構成となっています。

1.基本方針

2.碧南市水道事業の概要

3.水質検査を行う地点、項目、頻度

4.臨時の水質検査に関する事項

5.水質検査の方法及び精度と信頼性の保証

6.関係機関との連携

7.水質検査計画及び検査結果及び評価の公表

この水質検査計画については、水質の変化やお客様からいただいたご意見を基に、毎年見直しを行うとともに、安心して飲用(使用)していただくため、より一層の水質管理を実施します。

 

水道水の放射能測定結果

碧南市の水道水の供給元である幸田浄水場、豊田浄水場(矢作川水系矢作川)の放射能測定結果については、下記「愛知県水質試験所」のホームページに掲載されていますので、参考にしてください。

水質検査計画及び水質検査結果の公表の方法

水質検査計画及び水質検査結果については、当ホームページにて公表します。(水質検査結果は、碧南の水道にも掲載しています)

なお、令和5年度の水質検査結果は、全ての地点で水質基準に適合しており、数値的な異常は見られず良好な状況を維持しています。安心してお使い(飲用)ください。

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 開発水道部 水道課