外来植物「ナガミヒナゲシ」にご注意ください
ナガミヒナゲシとは?
ナガミヒナゲシは、ヨーロッパ地中海沿岸原産の外来植物です。名前のとおり、ヒナゲシ、ポピーと似たオレンジ色の花を4月から5月に咲かせます。一個体から最大で15万粒の種ができ、繁殖力が強いことが特徴です。また、根から他の植物の生育を妨げる成分を含んだ物質を出すことから、生態系に影響を与える植物です。


素手で触るとかぶれるおそれがあります。
ナガミヒナゲシにはアルカロイド性の有毒物質を含んでいます。害虫や動物から身を守るための植物毒であるため、素手で、茎に触ったり、折ったりすると手がかぶれるおそれがあります。素手では、触らないようにしてください。
駆除の方法
自宅の庭などで生育している場合、種ができる前に抜き取り、ビニール袋などに密封して可燃ごみの日に出してください。種ができている場合は、種が飛ばないよう十分注意してください。ナガミヒナゲシの種は他の植物に比べて小さく、種をまき散らしてしまう可能性があります。また、素手で触るとかぶれるおそれがありますので、手袋をつけて作業をしてください。
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更新日:2023年06月16日