国民健康保険税の公的年金からの特別徴収の処理誤りについて

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更新日:2024年03月01日

令和5年度国民健康保険(以下「国保」)税の公的年金からの特別徴収(年金天引き)において、市の処理誤りにより、国保税の未納と過納が発生していることが判明しました。被保険者の皆様にご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。

概要

令和5年度国保税の公的年金からの特別徴収において、市が令和5年8月から令和6年2月までの間に日本年金機構(以下「年金機構」)へ送付した、特別徴収の開始及び中止の情報に誤りがあり、10月分以降の対象者が正しく更新されていませんでした。

このため、特別徴収が開始されなかったことによる国保税の未納と、特別徴収が中止されなかったことによる過納が発生していることが判明しました。

影響を受ける世帯

1 特別徴収を開始できなかった世帯

令和5年12月から令和6年4月までに開始予定だった世帯

2 特別徴収を中止できなかった世帯

令和5年10月から令和6年4月までに中止予定だった世帯

影響を受ける世帯数及び影響額

国保税の未納・過納 世帯数 影響額
  (1) 未納(上記1) 48 809,000円

(2) 過納(上記2)

(中止申出があった世帯等)

55 2,906,300円

(3) 過納(上記2)

(令和6年度中に75歳に到達する人がいる世帯の

令和6年4月分※)

293 5,594,500円
合計 396 9,309,800円

※次年度中に75歳に到達する人は年度途中で後期高齢者医療保険に移行し、通常は特別徴収を4月から普通徴収に切り替えます。

発覚の経緯

年金機構への情報は正しく更新されていませんでしたが、被保険者には徴収方法の変更の通知を送っていたため、令和6年2月15日(木曜日)に市民の方から、国保税の特別徴収が続いていると問い合わせがあり、調査を行い判明しました。

原因

年金機構用のデータは毎月作成しておりましたが、令和5年8月以降、7回に渡り、誤って空のデータを送り続けていたため。

また、当該業務は正副2名体制としており、データ作成は2名で行っておりましたが、通常、送信作業は1名で行っており、その際マニュアルの参照箇所を誤って操作したため。

納税者への対応

(1) 国保税が未納となっている方につきましては、職員が個別訪問して経緯を説明 するとともに、令和5年度分国保税の納付書払いのお願いと、令和6年度分の納付方法の説明をいたします。

※今回の未納に伴う延滞金は発生いたしません。

(2) 国保税が過納となっている方につきましては、職員が個別訪問して経緯を説明するとともに、公的年金から特別徴収された国保税の還付手続きを進めてまいります。

(3) 令和6年度中に75歳に到達する方につきましては、3月中旬に経緯と公的年金からの国保税の特別徴収中止のお知らせの文書を発送し、4月に特別徴収される国保税の還付手続きを進めてまいります。

再発防止策

業務マニュアルの総点検を行い、各月のページに年金機構用のデータの送信方法を記載して、毎月確実に正しいデータを送るようマニュアルを整備するとともに、データの送信後にも内容の確認を別の職員が行い、チェック体制の強化を図ってまいります。

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 健康推進部 国保年金課

  • 国保係 電話番号 (0566)95-9891
  • 医療係 電話番号 (0566)95-9892
  • 年金係 電話番号 (0566)95-9893

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