公立園の統合に伴う民間の認定こども園の整備

公立園である築山保育園と大浜幼稚園を統合し、令和10年度までに大浜地区南部に民間の認定こども園を誘致し、整備します。

築山保育園（昭和50年建築）は、開園後50年近く経過し、施設の老朽化等のため大規模改修又は建替えが必要な時期が迫っています。一方で、大浜幼稚園は、入園児数の減少により施設に余裕が出ています。

また、令和7年度に3歳未満児の就労による入園要件が月90時間から60時間に緩和されたことにより、3歳未満児の保育ニーズは、今後増加する見込みであり、3歳未満児の定員の確保が急務となっています。

このため、大浜地区の南部地域に、保育園・幼稚園がない状況を踏まえ、土地開発公社が所有する伊勢町の土地を活用し、築山保育園及び大浜幼稚園を統合し、民間の認定こども園を誘致し、保育環境を整備してまいります。

公立で園舎を建設、運営する場合、施設整備費及び運営費は全額市の負担となります。一方、民間で園舎を建設、運営する場合は、国及び県の補助金や負担金の対象となります。今後の保育園・幼稚園の安定運営と次世代への負担が増えないように財政面を考慮し、民間による整備を進めてまいります。