木造阿弥陀如来坐像(菩提山神宮寺旧本尊) 1躯

分類 | 国指定重要文化財 |
種別 | 美術工芸品(彫刻) |
所有者 | 海徳寺 |
指定年月日 | 平成15(2003)年5月29日 |
寸法 | 像高277.7cm |
品質・形状 | 木造 漆箔 |
時代 | 平安 |
付記 | 拝観可(撮影不可) |
伊勢神宮内宮近くにあった菩提山神宮寺の旧本尊。明治初年の廃仏毀釈に際し、大浜の篤志家のはからいで海徳寺本尊とされた。像は木造漆箔の丈六仏坐像で、その大きさから地元では「大浜大仏」と呼ばれ親しまれている。像内銘によれば、僧良仁が願主となり、長承3(1134)年から保延2(1136)年までかけて造立したことが判明する。このように本像は、数少ない平安時代後期の在銘丈六像の一つとしてだけでなく、奈良時代に建てられた伊勢大神宮寺を継ぐ菩提山神宮寺の本尊としての意義は大きい。
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更新日:2020年03月19日