木造地蔵菩薩半跏像 1躯

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更新日:2020年03月11日

木造地蔵菩薩半跏像(妙福寺蔵)
概要
分類 市指定有形文化財
種別 美術工芸品(彫刻)
所有者 妙福寺
指定年月日 昭和50(1975)年10月15日
寸法 像高(左足先まで)87.7cm 坐高64.0cm
品質・形状 木造 玉眼 金泥塗・彩色・金箔
時代 江戸

 

妙福寺の本堂脇壇に祀られる地蔵菩薩半跏像。腹前に裙(くん)の上端をみせて半跏(遊戯坐(ゆげざ))とし、宝珠(左手)と錫杖(右手)を執る、いわゆる延命地蔵形の像である。鎌倉様式を範とした江戸時代17世紀後半頃の作とみられる。なお、当寺の新本尊・阿弥陀如来古像の寄進が延宝6(1678)頃であり、元禄2(1689)年に別堂を建立して旧本尊の毘沙門天像を安置していることから、伽藍を拡張したこの頃、新たに造立されたものかと考えられる。寺伝では「踏み下げ地蔵」と称される。

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