木造金剛力士立像 2躯

(画像提供・愛知県総務局総務部法務文書課県史編さん室)
分類 | 県指定有形文化財 |
種別 | 美術工芸品(彫刻) |
所有者 | 海徳寺 |
指定年月日 | 平成31(2019)年2月15日 |
寸法 | 像高 241.0cm(阿像)241.2cm(吽像) |
品質・形状 | 木造 玉眼 彩色 |
時代 | 鎌倉 |
海徳寺山門に安置される阿吽(あうん)の金剛力士像。それぞれ外側に向かって腰を捻ひねり、阿形(あぎょう)が左手を挙げて金剛杵(こんごうしょ)を執り、右手を下げて全指をひろげ、一方の吽形(うんぎょう)は左手を下げて拳をつくり、右手を挙げて全指をひろげるという対照的なポーズである。腰高で動きの多いその像容を、破綻なく写実的にまとめた鎌倉時代前期の作例である。もと伊勢の菩提山神宮寺の仁王門に安置されていたが、明治初年の廃仏毀釈に際し、他の仏像仏具と共に三河大浜に運ばれ、海徳寺に寄進された像である。
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更新日:2020年03月27日