木造阿弥陀如来坐像 1躯(宝珠寺蔵)

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更新日:2020年04月09日

木造阿弥陀如来坐像(宝珠寺蔵)
概要
分類 市指定有形文化財
種別 美術工芸品(彫刻)
所有者 宝珠寺
指定年月日 平成22(2010)年4月1日
寸法 像高34.0m
品質・形状 木造 玉眼 漆箔(頭部彩色)
時代 江戸

 

宝珠寺本尊(阿弥陀如来立像)の右脇侍像として安置される来迎印(らいごういん)の阿弥陀如来坐像。地元の閨秀(けいしゅう)画家・加藤菊女(1703-73)の念持仏であったものを、天保15(1844)年に子孫より寄附されたもので、その由来を厨子(ずし)裏面銘によって知ることができる。江戸前期の、鎌倉彫刻を規範とした復古的作風になる中央仏師系の作品とみられる。小像ながら、完成された作域をもつ像で、書画に優れ、貞女としても知られた加藤菊女の念持仏というにふさわしい美麗な像である。

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