鉄眼版一切経 2,241冊

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更新日:2020年03月18日

鉄眼版一切経(部分、貞照院蔵)

第1套(帙)の6冊

概要
分類 市指定有形文化財
種別 美術工芸品(歴史資料)
所有者 貞照院
指定年月日 昭和59(1984)年4月3日
数量 2,241冊(280帙)
時代 江戸

 

黄檗宗(おうばくしゅう)の僧侶である鉄眼(1630-82)が出版した、日本で初めての整版による流布版(るふばん)の大蔵経(だいぞうきょう)。鉄眼は、宗祖隠元から明の万暦版をもらい受けて刻蔵を始め、天和元(1681)年に一応の完成をみた(黄檗版)。貞照院本は、黄檗版の他に、浄土宗の忍澂(にんちょう、1645-1711)が行った大蔵対校事業の一環として法然院から出版された大蔵対校録や、その後の欠本補欠分を含め、280帙2,241冊が現存する。正徳2(1712)年前後の購入とみられる。

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