永坂杢兵衛家鬼板帋形 2,003点

鬼板帋形の一例 明治16(1883)年 藤沢行
分類 | 市指定民俗文化財 |
種別 | 有形の民俗文化財 |
所有者 | 碧南市 |
指定年月日 | 平成24(2012)年4月1日 |
品質 | 紙本墨書 |
時代 | 江戸時代~昭和時代 |
三河国碧海郡棚尾村の永坂杢兵衛(ながさかもくべえ)は、2代目が京都で製瓦法を学んだのち、天明8(1788)年に郷里において瓦生産を本格的に始めたとされ、7代目が昭和19(1944)年に休業するまで、6代にわたり瓦を作り続けた。鬼板帋形(おにいたかみがた)は鬼瓦製作の型紙のことで、瓦生産の盛んな西三河の地場産業の特徴をあらわしている。また帋形が多種にわたって大量に状態よく残されており、近世から近代にかけての鬼瓦の製作技術を解明する手がかりとして貴重である。
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更新日:2020年02月27日