広藤園のフジ 16株

(撮影・岡本守正氏)
分類 | 記念物 |
種別 | 天然記念物 |
所有者 | 個人 |
指定年月日 | 昭和50(1975)年10月15日 |
形態 | 樹高2.5m 幹周2.96m |
樹齢 | 伝承200年 |
文政の初め頃、この地の住民小田廣作がこよなく藤を愛して、自ら木や竹を用いて棚を作って育てたのが起源である。約1,000平方メートルの土地に大小16株があり、枝は地上より2.5mの棚の上全面に広がっている。樹勢の最盛期には花房の長さが2m近いものがあったという。人々は「広の長藤」と称して、花の美しさや芳香を愛でる。最近では花房はやや短くなっており、長くて1.5mほどであるが、花の美しさや芳香のすばらしさは往時をしのばせるのに十分である。
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更新日:2020年03月28日