平成27年度企画展「誕生!碧南発 行動美術」
平成27年度企画展「誕生!碧南発 行動美術 -今70年の時を経て蘇るあの時の熱情を-」

会期 | 平成27年9月1日(火曜日)〜10月18日(日曜日) 午前10時〜午後6時 (月曜日休館) ただし9月21日・10月12日(月・祝)は開館、10月13日は休館) |
会場 | 碧南市藤井達吉現代美術館(碧南市音羽町1丁目1番地) 2階展示室1・2 |
主催 | 碧南市藤井達吉現代美術館・碧南市・碧南市教育委員会 |
共催 | 中日新聞社、東海テレビ放送 |
後援 | 行動美術協会 |
協力 | 名古屋鉄道 |
内容 | このたび、1945(昭和20)年に現在の碧南市において行動美術協会が結成されたことを記念した企画展を開催致します。 終戦間もない1945(昭和20)年の10月下旬に、現在の碧南市棚尾地区にある妙福寺に、東は東京、西は関西方面からリュックを担いだ7人の画家たちが参集しました。彼らは戦前から美術の在野団体の雄として知られた二科会所属の中堅実力作家たちでした。彼らは戦後復活宣言をした二科会執行部の以前と変わらない体質に反旗を翻し、新たな美術団体を発足させるため、協議の場として当地に参集したのでした。そして、翌月には東京において行動美術協会の設立宣言を行い、戦後美術の展開に新たな一石を投じました。この戦後美術の一展開に当地域が関わりを持ったという事実は、創立会員の向井潤吉が『行動美術三十五年の小史』において、愛知の碧南市は行動美術協会発祥の地であると記述しています。 そこで本展では、戦後70年、戦後美術の一展開に当地域が関わりをもったことを記念し、碧南にある妙福寺に全国から集まった創立会員7人を中心に、初期会員や中部地区から出品した行動美術協会の作家たちの作品をご紹介することと致しました。 これにより、当時の美術動向の一断面や、それに関わった当地域の戦後史を検証します。今70年の時を経て蘇る“あの時の熱情”を感じ取っていただければ幸いです。 |
構成 | 第1章 妙福寺に参集した七人のつわもの 第2章 誕生!行動美術協会 第3章 中部から参加した作家たち |
観覧料 | 一般600円、高・大学生400円、小・中学生200円(20名以上は団体料金あり) |
この記事に関するお問い合わせ先
碧南市役所 教育部 文化財課
電話番号 (0566)48-6602
教育部 文化財課にメールを送る
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更新日:2019年03月22日