自宅でできる携帯トイレの使い方
災害時や断水時に使用する便器設置タイプの携帯トイレは、便座があれば使用できるので、建物が安全な状況であれば、自宅のトイレでも使用できます。
下水道や排管設備が損壊し、水洗トイレが使用できない場合でも、携帯トイレを備蓄しておけば自宅のトイレが使用できます。
簡易トイレと携帯トイレ
- 簡易トイレ
持ち運びが可能な便座のある組み立て式の小型トイレです。プラスチック製、段ボール製などがあります。アウトドアなどでも使用できます。 - 携帯トイレ
袋の中に用を足し、し尿を給水シートや凝固剤を用いて処理します。コンパクトで持ち運びがしやすいですが、便座などが必要です。
携帯トイレの使い方
簡易トイレの使い方を60秒の動画で公開中
用意するもの
- 携帯トイレ(汚物処理袋)
- 汚物処理袋が便器内の水に浸かるのを防ぐために便器にかぶせるビニール袋
携帯トイレの中に入っている場合もあります
碧南市指定ごみ袋などのビニール袋で代用できます - 汚物を保管しまとめて捨てるための保管袋
携帯トイレの中に入っている場合もあります - 既存の洋式便器(便器に異常が無く、建物が安全な場合に限る)
手順
災害時に水洗トイレが使えない場合は、便器に異常が無く、かつ建物が安全な場合であれば、携帯トイレを既存の洋式便器に設置して活用できます。
携帯トイレの種類には、吸水シートタイプなどがありますが、ここでは粉末状の凝固剤タイプを用いています。

便器が壊れていないことを確認します。
この後に取り付ける汚物処理袋が便器内の水に浸かるのを防ぐために、便座をあげて便器にビニール袋を被せます。
ビニール袋の取り付けが不安定な場合は、養生テープや紐などで固定します。

便座を下げ、便座を覆うように汚物処理袋を取り付けます。
汚物処理袋に、凝固剤を入れます。
排泄をすると、し尿の水分が素早くゼリー状に固まります。
排泄物が固まったら、便座から汚物処理袋を取り外し、なるべく空気が入らないように袋の口を縛ります。

取り外した汚物処理袋を、汚物を保管するための保管袋に入れます。保管袋は、汚物処理袋1つに対し1つ使うのではなく、ある程度の汚物処理袋を収納します。
碧南市からごみ回収の指示があるまでは、汚物処理袋は家庭で保管をしてください。なお汚物処理袋の回収は、可燃ごみとは別に行うので、碧南市の指示に従ってください。
ページID 22829
更新日:2025年03月17日