碧南のトウモロコシが出荷最盛期を迎えました

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更新日:2023年06月14日

夜が明ける前に

令和6年6月7日(水曜日)、午前3時。

暗闇に包まれた畑の中に、ヘッドライトの光が動いています。

そこには、何やら作業をする人影が見えます。

近づいてみると、そこには一心不乱にトウモロコシを収穫する農家さんの姿がありました。

碧南市内の畑では、この時期に産直を賑わすトウモロコシの収穫が本格化しています。

甘くて柔らかい品種「味来(みらい)」

収獲しているのは「味来(みらい)」という品種で、糖度が高く、生で食べられるほど皮が柔らかいのが特徴です。

トウモロコシは、日中に光合成で作られた養分を夜の間に実に蓄えることから、日が出る前に収穫したものが甘みが強くおいしいとされています。

そのため、まだ暗い内から収穫作業を行っています。

そして、収穫してから時間が経つにつれ甘みが減少してしまうため、農家さんは早朝収穫したものをその日のうちに出荷します。

この「味来」を生産・出荷する杉浦さんは、「播種後、温暖な気候によって平年より生育が早いですが、順調に収穫作業が進んでおり、甘く柔らかい高品質なトウモロコシをお届けできます。」と話してくれました。

また、おすすめの食べ方をお聞きしたところ、「シンプルに茹でて食べるのが一番美味しいです。他には、トウモロコシご飯やコーンスープも甘さを感じることができて美味しいですよ。」と教えてくれました。

期間限定、碧南の初夏の味

碧南の「味来」は、18軒の農家が約20ヘクタールの畑で生産しています。

7月中旬まで、あおいパークなどの地元の産直をはじめ、JAあいち中央管内の産直市、大手量販店で販売されます。

ぜひ、この機会に甘くて柔らかい碧南のトウモロコシ「味来」をご賞味ください。

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 経済環境部 農業水産課 農政振興係
電話番号 (0566)95-9896​​​​​​​

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