冬はへきなん美人の季節です!収穫最盛期を迎えました。

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更新日:2024年01月12日

へきなん美人の季節がやって来ました。

令和5年1月9日、碧南を代表する農作物の一つであるニンジンの収穫の様子を取材しました。

碧南市は中部圏一の冬ニンジンの産地です。JAあいち中央碧南人参部会が生産するニンジンは「へきなん美人」としてブランド化されており、そのフルーツのような甘さ、鮮やかな紅色でニンジン独特の臭みが少ないことが特徴です。

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そんなへきなん美人は、毎年1月~2月にかけて収穫最盛期を迎えます。今作の収穫は11月中旬から始まっていますが、冬の時期が一番甘くなります。これは、厳しい寒さの中でニンジンの防御機能が働き、気温が下がっても凍ってしまわないように糖分を蓄えるためだと言われています。

へきなん美人のおいしさの秘訣

このへきなん美人は、JAあいち中央碧南人参部会の皆さんが栽培しています。碧南人参部会は117名の部会員で構成されており、約118ヘクタールの栽培面積で、約8,000トンのニンジンを出荷しています。

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へきなん美人のおいしさの秘訣は品種と土質にあります。

へきなん美人にはあいちの伝統野菜の「碧南鮮紅五寸」をもとにした甘味の強いオリジナル品種です。この種はJAあいち中央碧南人参部会の部会員のみが使える門外不出のものとなっております。

また、矢作川から運ばれたサラサラの砂地はニンジンの栽培に最適な水はけのよい土質で、この特徴がおいしいニンジンを栽培できる秘訣の1つになっています。この碧南の畑の土質は「碧南で育てると、どんなニンジンでも甘くなる」と農業関係者の間で評判とのことです。

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高い品質は農家の努力の賜物

今回取材をした碧南人参部会部会長の山中さんに、栽培のときのこだわりを伺うと、「栽培は土作りが重要だと考えています。ニンジンがよりすくすく育つように土に堆肥を混ぜて栽培する取り組みをしています。」と話してくれました。また、部会でも決められた規格を厳格に守るようにする等、農家による日々努力のおかげでへきなん美人の高い品質が維持されています。

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おいしいへきなん美人の販売は始まっています!

山中さんにへきなん美人のおススメの食べ方をお聞きすると、「やっぱりへきなん美人は生が一番おいしいので、ニンジンスティックにしたり、搾ってニンジンジュースとして楽しんでもらうことがおススメです。他にもかき揚げにしたりして食べてもおいしいですよ。」と話してくれました。

へきなん美人は、JAあいち中央のオンラインショップ碧海そだちや、あおいパーク等の産直市場、市内スーパー等で取り扱われてます。みなさんも今が旬のへきなん美人をぜひ一度味わってみてください。

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この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 経済環境部 農業水産課 農政振興係
電話番号 (0566)95-9896​​​​​​​

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