日進小学校でニンジン講習会が開催されました

令和6年2月6日、碧南市立日進小学校で特産ニンジンを学ぶ講習会を開催しました。
碧南市地産地消推進協議会では、特産ニンジンへの関心を深めるため、希望する市内小学校の3年生を対象に、「へきなん美人」をテーマにした講習会を毎年開催しています。
講師を務めるのは、農家の女性で組織する団体「農村輝きネット・あいち『前浜ひまわり』」の皆さんです。

ニンジンゼリーを作る調理のデモンストレーションでは、「良いにおいがする」「おなかが空いてきちゃった！」と児童も笑顔。
日進小学校では、敷地内にある畑で「へきなん美人」を栽培する学習も進めており、ニンジン栽培の動画を見た児童は、自身の体験を振り返りながら楽しく学んでいました。
土寄せの様子が動画で流れると、「ニンジンが寒くないようにお布団かけてあげるんだよね！」と、学んだことを話していました。

今回は「生搾りニンジンジュース」の試飲とニンジンゼリー、ジュースの搾りかす（※「美人の素」）とツナマヨを和えた「美人の素サラダ」の試食を行いました。（※）この搾りかすを生産者は「美人の素」と呼んでいます。

ニンジンジュースを飲んだ児童に話を聞くと、「すごく美味しい！」「ぐびぐび飲んじゃった。おかわりが欲しい！」と喜んでいました。
また、美人の素サラダを食べた児童は、「今まで食べたニンジン料理のなかで一番美味しい！」「ジュースを作る時の余った部分でこんなに美味しいものが作れるんだ！」と盛り上がっていました。

授業終盤では、講師の方々から児童にニンジン講習会の感想を聞く場面がありました。「ニンジンの残ったもので美味しい料理が作れることにびっくりした。」「ニンジンが好きだから、ニンジンを育てて、料理のことを教えてもらえることが嬉しかった。」「捨ててしまう部分の美味しい調理法がわかって面白かった。また、ニンジンを使った知らない料理が分かってよかった。」と感想を述べる児童の様子を、講師の方々は笑顔で聞いていました。

最後に、講師の方々が児童にへきなん美人をプレゼントし、児童が感謝の言葉を伝えて講習会が終了しました。

講師を務めた杉浦さんは、「種まきから収穫までを体験した上でニンジン講習会をやることで、ニンジンに対する愛情を育ませることができたと思う。碧南の美味しいニンジンを知ってもらえたことが嬉しい。」と話されました。

子どもたちも大好きな甘くておいしいへきなん美人。みなさんもぜひ一度味わってみてください。あおいパークの産直市場はじめJAあいち中央管内のファーマーズマーケット、量販店、オンラインショップ「碧海そだち」で購入することができます。