暑い夏に負けない―。熱い感謝の気持ちを医療従事者へ

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更新日:2020年08月21日

コロナ禍において、第一線で奮闘している医療従事者の皆さん。感染拡大への対応や、世間の心ない中傷などによって心身ともに疲弊している人も少なくありません。

そんななか、医療従事者らに"ありがとう"の気持ちを伝える動きは拍手を送る「クラップ・フォー・ケアラーズ」や、5月に名古屋テレビ塔やオアシス21でも行われた「ブルーライトアップ」などという形で各地で見られました。

碧南市では、コロナ患者の対応にあたった碧南市民病院の医療従事者らに感謝の気持ちを伝えようと、この思いに賛同した有志の「ありがとうの会」の皆さんによって、8月19日に病院隣の天然沼湖「油ヶ淵」からサプライズ花火が打ちあげられました。

碧南市民病院では、打ち上げ花火についてすべての職員にはメールで、入院患者の皆さんには担当看護師から事前に知らされていました。

病院の窓から花火を見る人や屋上から見る人、また、近くの堤防から見る人と思い思いの場所で花火を楽しんでいました。

花火を見ていた人からは「今年は花火大会が各地で中止となっており、今回花火を見る機会を与えてもらえよかった」「今日の花火を楽しみにしていた」という声がありました。

感謝の気持ちを込めた花火は約5分間で70発。30の企業などからの協賛によって行われました。

刹那ながらも、暑さを忘れ、心が癒されたのではないでしょうか。

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