フルーティーな味わいの「にんじん焼酎」
甘くておいしいという評判の碧南市の特産のブランドにんじん「へきなん美人」。加工品としては、ジュースの他にクッキーやゼリーといった形で賞味されますが、どちらかというと女性や子ども向け。それ以外の方に向けた加工品は無いかー。
碧南市は醸造の街としても認知されてきたこともあり、ならば特産品のお酒を作ろうと思い立ち上がったのが大正13年創業のみりん屋杉浦味淋株式会社社長の杉浦氏。
酒類の製造免許の取得をはじめ、3年間の事業計画を経て、試作品の「にんじん焼酎 紅(BENI)」がこのほど完成し、9月14日に碧南市長を表敬訪問しました。
杉浦社長は、にんじんの香りをひっぱってくるために、「へきなん美人」のペーストをもろみに添加し、絞らずに蒸留するように工夫したと話していました。にんじん臭くなく、口に含んだ瞬間にフルーティーな味わいが楽しめる一品となっており、これはにんじんの糖度が高いことも影響しているそうです。
今回の開発にあたっては、女性社員からもたくさんの意見をもらい、容器の瓶については、“いわゆる焼酎”のようなものではなく、女性もターゲットになるようにとの考えから、“ワイン”のような感じのものを採用されました。
パッケージのデザインは、杉浦社長が知人にお願いし、絵手紙のようなテイストで仕上げたそうです。
試飲した人からは、「爽やかな感じがする。飲んだ後ににんじんの香りがする」「フルーティーさが女性受けしそう」「ワインっぽい焼酎」という声がありました。
碧南市の禰冝田市長は、「焼酎は全国で多くの方に飲まれているので、にんじん焼酎が流行ると碧南の名前も認知され、PR効果が高い」と話していました。
愛知県はものづくり王国と呼ばれますが、自動車をイメージする方が多いと思います。杉浦社長は「愛知県には自動車以外もある。いいものを作っているという自負がある。今後も行政とともにPRをしていければ」と終始にこやかな表情で話していました。
ちなみに杉浦社長のにんじん焼酎の飲み方は、ソーダ割りが一番飲みやすいとのことです。
にんじん焼酎 紅(BENI)
- 年明けから販売予定(9月15日より碧南市のふるさと納税返礼品として受付開始)
- 内容量は500mlと300mlの2種類
碧南市ふるさと納税の返礼品で一足早くご賞味できます
2018年4月1日~2018年12月31日に、ふるさとチョイス内の「ガバメントクラウドファンディング」で寄附を募り2年。
にんじん焼酎作りプロジェクトを開始した2017年から3年越しの返礼品です。ついに完成したそのお味をぜひご賞味ください。
申し込みや詳細は、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」ホームページをご覧ください。
にんじん焼酎 紅 500ml×1本 H009-007(ふるさとチョイス;外部リンク)
にんじん焼酎 紅 300ml×1本 H009-008(ふるさとチョイス;外部リンク)
寄附金額 | 10,000円 | 6,000円 |
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申込み条件 | 何度も申し込み可能 | |
発送期日 | 決済から3週間程度で発送 | |
容量 | 500ml×1 | 300ml×1 |
事業者 | 杉浦味淋株式会社 |
この記事に関するお問い合わせ先
碧南市役所 総務部 秘書課 広報統計係
電話番号 (0566)95-9867
総務部 秘書課 広報統計係にメールを送る
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更新日:2020年09月16日