へきなん美人の歌～碧南市立大浜小3年生が歌と踊りで市特産ニンジンをPR

碧南市は農業が盛んなまち。この時期はブランドニンジン「へきなん美人」の収穫最盛期です。その「へきなん美人」の良さを多くの人々に知らせるため、碧南市立大浜小学校の3年生がPRソングを作成し、1月19日にその動画撮影を行いました。

大浜小学校3年生では、社会科や総合学習の授業で「農家の仕事」をテーマに地元名産の「へきなん美人」について学んでいます。3年2組の児童の提案で「へきなん美人の歌」を作ってPRしようということになり、作詞・作曲・振付けのすべてを児童が手がけました。

この取組みを知ったJAあいち中央碧南人参部会の担当職員が、何とかPRの場で活用したいとのことで、JAのホームページで掲載するための動画を撮影することになりました。

撮影当日、体育館に集まった児童は、学年全員の89人。JAあいち中央のキャラクター「ニンジロー」も参加しました。互いに十分な間隔を開け、マスク着用、小さな声で歌うといった対策を講じながら、撮影に挑みました。

「しりしり、しりしり…」

ニンジン料理の定番「にんじんしりしり」からとった歌詞に合わせ、土の中のニンジンが引っこ抜かれるところを表現した動きで歌が始まります。

40秒ほどの撮影が終わると、児童の代表が納得いく動画がとれたかどうかをチェックし、すこしずつ改善しながら繰り返し撮影し、5度目の撮影でOKとなりました。

作詞作曲を担当した児童は、「農家の方からへきなん美人をもっと広めたいと聞きました。私たちももっとたくさんの人に知ってもらいたいと思って、この歌を考えました。この動画を見て、笑顔になってほしいと思います。」と話してくれました。

動画の撮影に立ち会ったJAの担当者は、「コロナの影響もあり、PRが難しい中、大浜小学校のみなさんが歌を作ってくれて、本当に感動しています。JAでも活用します。」と話し、大人の心を熱くする大浜小3年生の取組みに感謝していました。

詞・曲 碧南市立大浜小学校3年2組

しりしり しりしり

あまくて おいしい へきなんびじん

みんな だいすき へきなんびじん

えいよう あって

きらいな ひとでも たべられる

いろんな りょうりに なって

みんなが えがおで たべられる

へきなんしの めいぶつだよ

へきなんびじん

碧南市では、1月23日の「碧南人参の日」に向け、市を挙げてPRを行っています。市内店舗でのへきなん美人メニューの提供やスタンプラリーも実施しています。ぜひ、チェックしてみてください。