生きづらさを、生きていく。 7月は再犯防止啓発月間

7月は、犯罪や非行の防止と、過ちを犯した人の立ち直りについて理解を深め、犯罪や非行のない安全で安心な地域社会を築くための“社会を明るくする運動”の強調月間です。

この運動は、法務省が主唱する全国的な運動で、今年で71回目を迎えます。

碧南市では、保護司会や更生保護女性会が中心となって、例年は市内スーパー店頭などで街頭啓発活動を行っていますが、新型コロナの影響で街頭啓発活動は見合わせ、今年度は市役所1階ホールに専用ブースを設け、標語コンテストの作品や啓発パネルなどの展示とともに実行委員が啓発活動を実施しています。

啓発活動には、この運動の趣旨に賛同いただいた企業・団体・個人の協賛金にて作成したハンドタオルの啓発グッズを活用します。ハンドタオルの入っている袋の中には、市内中学生から募集した “社会を明るくする運動” の標語の優秀作品が印刷物として入っております。手にされた方は是非読んでください。

標語コンテスト最優秀賞

目を向けて まわりにあふれる 優しさに（中央中学1年生徒）

保護司とは、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支えるボランティアです。保護観察対象者の生活環境の調整や、犯罪予防活動に取り組んでおり、碧南市内には24人います。

ケーブルテレビキャッチネットワークのニュース番組「KATCH TIME 30」において、7月9日に碧南市の保護司会が紹介されます。保護司の具体的な活動や大変さなど、あまり知られていない背景について、キャッチネットワークの杉浦特派員から取材を受けました。

名古屋保護観察所についても取材・紹介される予定で、放送を見て更生保護について考えてみませんか。