へきなん旬だより「へきなん特産!新鮮、葉ショウガ」

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更新日:2021年07月16日

ひと口食べたらやみつきに

皆さんは、葉ショウガをご存知ですか?

ここ碧南市は年間約16トンを出荷する県内一の葉ショウガの産地です。JAあいち中央碧南しょうが・しそ部会に所属する5件の生産者が、7月上旬から9月上旬にかけて、約50アールの畑で生産・出荷しています。

鮮やかな緑の茎、その先についた真っ白な根。

葉ショウガは、新ショウガが育ち始めて、小指程度の大きさになったときに葉をつけたまま出荷します。この白い根の部分を、甘いみそやしょう油につけて、生のままかじって食べるのが一般的な食べ方です。

ガリッ、シャキシャキっとした食感。口いっぱいに広がる爽やかな香り。その後に感じるピリッとした辛味。

ビールのお供に、ご自宅でのBBQの箸休めにぴったりな、碧南の夏の味です。

碧南の葉ショウガ農家の皆さんが最もこだわっていること、それは収穫したその日に出荷するということです。早い農家では、夜中の0時頃から収穫作業を行います。ショウガを傷つけないように丁寧に抜き取り、束ねて水洗いした後、作業場に移動します。作業場では、余分な葉を落とし、根の部分を水できれいに洗浄し、100~200グラム程度に束ねて出荷用の袋につめていきます。全て手作業ですが、良いものを新鮮なまま届けたいという農家の想いが伝わってきます。

ほど良い辛味と爽やかの風味、シャキシャキの食感を味わって

美味しい葉ショウガは、その色で分かるそうです。根の部分が透明感のあるピンクかかった白色のものが新鮮なものだそうです。購入後は、袋に入れるか新聞紙でくるんで冷蔵庫の野菜室で保存すると鮮度を保つことができるとのことです。

食べ方は、甘みそやしょう油、酢味噌につけて食べるのが一般的です。また、酢漬けにしたり、梅干しの漬け汁に漬けて紅ショウガにしたりするなど、長期間楽しむこともできます。また、天ぷらにしたり、豚バラで巻いて塩コショウをして焼く「肉巻き葉ショウガ」にしたり、火を通すことで辛味が苦手な方もおいしく食べることができます。

葉ショウガ農家の片山伸也さんは、「今年は天候も良く、順調に生育しました。辛味もありますが、食感や爽やかな風味をぜひ味わってほしいです。」とおっしゃっていました。

碧南の葉ショウガは、量販店の他、JAあいち中央のオンラインショップ「碧海そだち」、市内の産直などで購入することができます。

食べたらやみつきになる碧南の葉ショウガを、ぜひご賞味ください。

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 経済環境部 農業水産課 農政振興係
電話番号 (0566)95-9896​​​​​​​

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