現在の位置

碧南ウイスキー、時を超えて復活

更新日:2022年11月07日

2022年11月に復活となった碧南ウイスキー。その名も「一碧」(いっぺき)。

生産したのは、相生ユニビオ株式会社 碧南蒸留所です。

担当者にインタビューを実施し、担当者の想いや誕生秘話を紐解きました。

担当者の想い

同社では、1949年からわずか4年だけウイスキーづくりが行われていました。伊勢湾台風などの自然災害により、操業停止まで追い込まれた自社蒸留が、70年の時を経て再開。
碧南産のウイスキーが、ついに復活となりました。
蒸留所の存在を認知してもらうことのほか、寄附金の一部が市に還元されることから、2022年11月にふるさと納税限定で提供を開始しました。
いずれは原料からすべて地元産を使用し、市内飲食店でも楽しんでもらえるような流通ができればと期待を膨らませています。

誕生秘話

作り手との出会い

復活までの道のりは苦難の連続でした。
ゼロからの再出発となり、資料もほとんど残っていませんでした。手掛かりとなったのは、先人である当時の作り手からの伝聞でした。洋酒が流行していない戦後では、なにもかも手探りだったようです。話を聞いていくと、先人たちの好奇心と探求心、そしてウイスキーづくりに対する熱意を感じることができました。自分自身も焚きつけられる思いで、話をヒントに試行錯誤を繰り返しました。

仲間との出会い

このプロジェクトを任されたのは、社内で自分1人だけ。ウイスキーの知識をひたすら勉強し、清酒造りの杜氏を加えたチームを編成しました。もちろん現場は大混乱。専用の設備もないため当面は手作業の日々が続きました。ひたすらに同じことの繰り返しでしたが、その分、自社なりの個性を見つけられるなど収穫もありました。大変でしたが、振り返ってみると貴重な経験で、メンバー自身もウイスキーに対する愛情が醸成され、今ではコレクションするほどのウイスキー好きになっている方もいます。

ウイスキーへの想い

ウイスキーというと、敷居の高いお酒と思われがちだが、もっと身近なものとして感じてほしいという思いがあります。味の伝え方に頭を抱え、日々模索しています。

目指したのは軽やかな味わいと華やかな香り。老若男女関係なく、楽しんでいただきたいです。飲み方も特に制約は設けず、皆さんにあった飲み方で飲んでいただければと思います。

一碧の由来

碧南市という地名と「唯一無二のお酒」という想いから「一碧」と名付けました。

ふるさと納税限定でご提供しております

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市ふるさと納税サポート室(寄附申込・ワンストップ申請・返礼品配送に関する内容)
住所 〒885-0078 宮崎県都城市宮丸町3070-1
電話番号 050-5444-6447


碧南市ふるさと納税サポート室にメールを送る


碧南市役所 総務部 経営企画課 ふるさと応援係(その他問い合わせに関する内容)
電話番号 0566-95-9866


総務部 経営企画課 ふるさと応援係にメールを送る