子宮頸がんとヒトパピローマウイルス感染症を防ぐワクチン

ページID 18964

更新日:2025年03月03日

キャッチアップ接種に関する最新の検討状況

今夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況等を踏まえ、2025年3月末までに接種を開始した方が、全3回の接種を公費で完了できるようになりました。(令和7年1月29日更新)

対象者

キャッチアップ接種対象者(平成9年度~平成19年度生まれの女子)のうち、2022年4月1日~2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
2008(平成20)年度生まれの女子で、2022年4月1日~2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方

期間

キャッチアップ接種期間(2025年3月31日まで)終了後、1年間

平成20年度生まれ(高校1年相当)の方の定期接種について

平成20年4月2日から平成21年4月1日生まれの方は、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況等を踏まえ、2025年3月末までに接種を開始した方が、全3回の接種を公費で完了できるようになりました

HPVワクチンのキャッチアップ接種について

平成9年度から平成17年度生まれの方の公費によるHPVワクチン「キャッチアップ接種」は、令和7年3月31日までです。

接種は合計3回です。接種を希望するで、1回目の接種をしていない方は速やかに接種を計画しましょう。

詳しくは、下記の「キャッチアップ接種について」をご確認ください。

厚生労働省では、キャッチアップ接種に関して次のような内容が検討されています。2025年3月末までに接種を開始した方が、全3回の接種を公費で完了できるようになりました。詳しくは、こちら(厚生労働省ホームページ)をご確認ください。

HPVワクチン(HPV感染症を防ぐワクチン)について

定期予防接種に組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(シルガード®9)が令和5年4月1日より追加

現在、日本国内で使用できるHPVワクチンは、2価ワクチン(サーバリックス®)、4価ワクチン(ガーダシル®)、9価ワクチン(シルガード®9)の3種類があります。

 

定期予防接種について

令和3年11月26日厚生労働省の通知により、子宮頸がん予防ワクチンの接種勧奨を再開することとなりました。これは、国の検討部会において、HPVワクチンの安全性についての特段の懸念が認められないことによる有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたためです。

 

対象者

12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間にある女子、標準接種期間は13歳となる日の属する年度の初日か当該年度の末日までの間となっています。

当市での令和6年度の対象者は、平成20年4月2日~平成24年4月1日生まれ(中学1年~高校1年相当)の女子です。なお、平成24年度生まれ(小学6年)の女子で早期接種を希望される方は、事前に手続きをしていただくことで令和6年度から予防接種を受けることができます。

対象者に対しては、定期予防接種の接種券とご案内を発送しています。

13歳以上の女性への接種について、妊娠中若しくは妊娠している可能性がある場合は、原則接種することがきません。

HPVワクチンの種類と接種方法

ワクチンは、サーバリックス®(組換え沈降2価)、ガーダシル®(組換え沈降4価)、シルガード®9(組換え沈降9価)の3種類があります。

原則、同一種類のワクチンで必要回数接種をします・やむを得ない事情があると認められる場合はその限りではありません。医師と相談のうえ、ワクチンの変更と残りの回数の接種を計画することもできます。

病院ごとに取り扱うワクチンの種類が異なります。下記の市内指定医療機関の一覧をご確認ください。

ワクチンと回数
ワクチン

2価

4価

9価

サーバリックス®

ガーダシル®

シルガード®9

回数 3回 3回 2回 3回
標準的な接種間隔 1月の間隔をおいて2回、1回目の注射から6月の間隔をおいて1回行う。 2月の間隔をおいて2回、1回目の注射から6月の間隔をおいて1回行う。

6月の間隔をおいて2回目を行う。

*1回目の接種を時に12歳となる日の属する年度の初日から15歳に至るまでの間にある方に対して行う場合に限る。

2月の間隔をおいて2回、1回目の注射から6月の間隔をおいて1回行う。

どのワクチンを接種するか迷われる場合は、かかりつけ医へご相談ください。

 

接種方法 筋肉内注射

接種の流れ

かかりつけ医へ事前にご予約の上、接種を受けてください。

市内の指定医療機関は下記を参照ください。

令和6年度指定医療機関
医療機関名 住所 電話番号 子宮頸がん
サーバリックス ガータシル シルガード
あおい皮フ科クリニック 白砂町3-27 91-7201    
エンゼルこどもクリニック 沢渡町92 45-2525
岡村産科婦人科 沢渡町29 41-2726
長田医院 源氏町4-36 42-1200
加藤病院 松本町158 41-6211
小林クリニック 立山町1-10 43-0388    
小町こどもクリニック 三宅町1-80 46-5885    
さかべ医院 志貴町2-86 41-1923
新川中央病院 松江町6-83 48-0009    
杉浦こどもクリニック 塩浜町2-22 46-3300    
永井小児クリニック 栄町2-69 41-0202
へきなん中央クリニック 栄町1-44 42-8125
みどりの森クリニック 向陽町1-41 43-3773  
もぎ内科クリニック 中山町1-25 46-6660  
山中従天医館 東浦町2-85 41-0707
わしづかクリニック 旭町4-32-1 45-2535  
碧南市民病院 平和町3-6 48-5050
耳鼻咽喉科ふじうらクリニック 二本木町2-50 43-4567    

 

保護者の同伴

定期予防接種は、保護者同伴が原則です。

ただし、次に該当する場合で、やむを得ず保護者が同伴できないときは、このホームページにも掲載している厚生労働省作成のリーフレットをお読みいただき、ワクチンの効果やリスク、接種後の注意などを十分ご理解いただいた上で、保護者が署名をした「予診票」および「接種同意書」を予防接種協力医療機関にお持ち下さい。

(1)接種を受ける者が13歳以上であること。

(2)保護者が接種について十分理解しており、以下の項目を満たしていること。

・保護者がワクチンを選択し、該当ワクチンの予診票の質問項目に回答している。

・予診票と同意書(HPVワクチン予防接種同意書)の保護者自署欄に署名している。
 

予防接種を受けたお子様と保護者の方へ

予防接種を受けた後は、体調に変化がないか十分に注意してください。

もしも、気になる体調変化があった場合は、下記のリーフレットを参考に、医師に相談してください。

キャッチアップ接種について

令和3年12月28日厚生労働省の通知により、HPVワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対して公平な接種機会を確保する観点から、積極的な勧奨を差し控えている間に定期接種の対象であった女子を対象に、キャッチアップ接種を行うこととなりました。

すでに、2価・4価のワクチンで3回接種が完了している方は、キャッチアップ接種の対象にはなりません。

HPVワクチンは、子宮頸がんの原因であるHPVへの感染を予防します。16歳ごろまでに接種するのが最も効果が高いですが、それ以上の年齢で接種しても、ある程度の有効性があることが国内外の研究で示されています。

また、HPVワクチンを接種したか否かにかかわらず、ワクチンでは防げない感染もありますので、20歳以上の方は子宮頸がん検診を定期的に受診するよう、あわせてお願いいたします。

実施期間

令和4年4月1日から令和7年3月31日まで

対象者

以下のすべてに該当する方が対象となります。

・平成9年4月2日生まれ~平成20年4月1日生まれの女子

・これまでにHPVワクチンを3回目まで接種完了していない方

接種の流れ

HPV予防接種のキャッチアップには、碧南市で発行した接種券(レモン色)が必要です。

平成18年4月2日から平成20年4月1日までの生まれの方で、定期予防接種の接種券(桃色)に「接種期間が令和7年3月31日まで」と記載されている場合、「接種対象年齢 中学1年~高校1年相当」と記載されている場合があります。これらの接種券もそのまま使用することができます。

令和4年4月1日以降に碧南市に転入された方は、接種券発行のための申請が必要です。手続きの方法については、下記の「接種券の申請方法」を参照ください。

 

 

接種券の申請方法

下記のいずれかにより申請ができます。

なお、以前に接種券を発行している方の再交付は、こちらの申請方法では手続きができません。再交付の申請は、「予防接種を受ける前に」の「持ち物」「2接種券」をご確認ください。

1.あいち電子申請・届け出システムで申請する

電子申請は、令和7年2月28日午後5時で受付を終了しました。今後の申請は、接種を希望する本人の母子健康手帳等予防接種に履歴の確認できるものを持参のうえ、保健センター窓口へお越しください。

2.申請書を保健センター窓口へ提出する(以下からダウンロードできます)

保健センター窓口で申請される際には、母子健康手帳や過去の接種歴を確認できる書類の原本をお持ちください。

被接種者が18歳以上の場合、ご本人又は同一世帯のご家族による申請ができます。

母子健康手帳を紛失等の理由で持参できない方で、申請者が被接種者本人又は同一世帯のご家族でない場合は、委任状の提出が必要です。

接種方法

接種券が発行された後、かかりつけ医等へ事前にご予約の上、接種を受けてください。

ワクチンは3回接種が必要です。3回の接種完了までに約6か月の期間をかけて接種することが推奨されています。接種を希望される方で、1回目を接種していない方は令和7年3月31日(月曜日)までに1回目の接種を終了しましょう。

 

任意予防接種費用の償還払い

令和3年12月28日厚生労働省の通知により、HPVワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方のうち、定期接種の対象年齢を過ぎてHPVワクチンの任意接種を自費で受けた方に対して、当該任意接種費用の償還払いを行うこととなりました。

償還払い申請期間

令和4年4月1日から令和7年3月31日まで

対象者

以下のすべてに該当する方を対象に、任意予防接種費用の償還払いを行います。

 

・平成9年4月2日から平成17年4月1日までに生まれた女子

・令和4年4月1日時点で碧南市に住民登録がある方

・16歳となる日の属する年度(高校1年生相当)の末日までの間に、3回の定期接種を完了していない方

・17歳となる日の属する年度(高校2年生相当)の初日から令和3年度の末日までの間に、日本国内の医療機関でサーバリックス®またはガーダシル®の任意接種を受け、実費を負担した方

・償還払いを受けようとする接種回数分について、HPVワクチンのキャッチアップ接種を受けていない方

・他市町村でHPVワクチンの任意接種償還払いを受けていない方。

 

なお、令和4年4月1日時点で碧南市に住民登録がなかった方は、令和4年4月1日時点で住民登録のあった市町村へご相談いただくようお願いいたします。

申請に必要な書類

1 任意接種償還払い申請書(以下よりダウンロードできます)

2 接種費用の領収証書と明細書(ワクチンの接種以外に支払いがある場合は明細書が必要です)の原本

※申請に必要な書類で原本の返却をご希望の方は、あらかじめコピーをとり、原本とコピー を合わせてご提出ください。

※領収証書・明細書をお持ちでない方は、接種した医療機関にご相談ください。支払い証明書を作成してもらってください。

3 接種記録が確認できる書類(母子健康手帳、接種済証、予診票等)

※接種記録が確認できる書類をお持ちでない方は、接種した医療機関に証明書を作成してもらってください。

申請先

碧南市保健センター

償還払い金額

HPVワクチンの任意接種に要した費用(ただし、事務費等は対象とはなりません)

 

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 健康推進部健康課 庶務係
電話番号 (0566)48-3751

健康推進部健康課 庶務係にメールを送る