子宮頸がんとヒトパピローマウイルス感染症を防ぐワクチン

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更新日:2025年04月01日

キャッチアップ接種に関する最新の検討状況

今夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況等を踏まえ、2025年3月末までに接種を開始した方が、全3回の接種を公費で完了できるようになりました。(令和7年1月29日更新)

対象者

平成9年度~平成20年度生まれの女子のうち、2022年4月1日~2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方

期間

令和8年3月31日まで(キャッチアップ接種期間終了後、1年間)

HPVワクチン(HPV感染症を防ぐワクチン)について

定期予防接種に組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(シルガード®9)が令和5年4月1日より追加

現在、日本国内で使用できるHPVワクチンは、2価ワクチン(サーバリックス®)、4価ワクチン(ガーダシル®)、9価ワクチン(シルガード®9)の3種類があります。

 

定期予防接種について

令和3年11月26日厚生労働省の通知により、子宮頸がん予防ワクチンの接種勧奨を再開することとなりました。これは、国の検討部会において、HPVワクチンの安全性についての特段の懸念が認められないことによる有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたためです。

 

対象者

12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間にある女子、標準接種期間は13歳となる日の属する年度の初日か当該年度の末日までの間となっています。

当市での令和7年度の対象者は、平成21年4月2日~平成25年4月1日生まれ(中学1年~高校1年相当)の女子です。なお、平成25年度生まれ(小学6年)の女子で早期接種を希望される方は、事前に手続きをしていただくことで令和7年度から予防接種を受けることができます。

対象者に対しては、定期予防接種の接種券とご案内を発送しています。

13歳以上の女性への接種について、妊娠中若しくは妊娠している可能性がある場合は、原則接種することがきません。

HPVワクチンの種類と接種方法

ワクチンは、サーバリックス®(組換え沈降2価)、ガーダシル®(組換え沈降4価)、シルガード®9(組換え沈降9価)の3種類があります。

原則、同一種類のワクチンで必要回数接種をします・やむを得ない事情があると認められる場合はその限りではありません。医師と相談のうえ、ワクチンの変更と残りの回数の接種を計画することもできます。

病院ごとに取り扱うワクチンの種類が異なります。下記の市内指定医療機関の一覧をご確認ください。

ワクチンと回数
ワクチン

2価

4価

9価

サーバリックス®

ガーダシル®

シルガード®9

回数 3回 3回 2回 3回
標準的な接種間隔 1月の間隔をおいて2回、1回目の注射から6月の間隔をおいて1回行う。 2月の間隔をおいて2回、1回目の注射から6月の間隔をおいて1回行う。

6月の間隔をおいて2回目を行う。

*1回目の接種を時に12歳となる日の属する年度の初日から15歳に至るまでの間にある方に対して行う場合に限る。

2月の間隔をおいて2回、1回目の注射から6月の間隔をおいて1回行う。

どのワクチンを接種するか迷われる場合は、かかりつけ医へご相談ください。

 

接種方法 筋肉内注射

接種の流れ

かかりつけ医へ事前にご予約の上、接種を受けてください。

市内の指定医療機関は下記を参照ください。

令和7年度指定医療機関
医療機関名 住所 電話番号 子宮頸がん
サーバリックス® ガータシル® シルガード®9
あおい皮フ科クリニック 白砂町3-27 0566-91-7201    
エンゼルこどもクリニック 沢渡町92 0566-45-2525
岡村産科婦人科 沢渡町29 0566-41-2726
長田医院 源氏町4-36 0566-42-1200
加藤病院 松本町158 0566-41-6211
小町こどもクリニック 三宅町1-80 0566-46-5885    
さかべ医院 志貴町2-86 0566-41-1923
SSC杉浦医院

音羽町2-6

0566-41-0019
杉浦こどもクリニック 塩浜町2-22 0566-46-3300    
永井小児クリニック 栄町2-69 0566-41-0202
原田医院 湖西町1-50 0566-46-3655    
耳鼻咽喉科ふじうらクリニック 二本木町2-50 0566-43-4567    
へきなん中央クリニック 栄町1-44 0566-42-8125
みどりの森クリニック 向陽町1-41 0566-43-3773
もぎ内科クリニック 中山町1-25 0566-46-6660  
山中従天医館 東浦町2-85 41-0707  
わしづかクリニック 旭町4-32-1 45-2535    
碧南市民病院 平和町3-6 48-5050

 

保護者の同伴

定期予防接種は、保護者同伴が原則です。

ただし、次に該当する場合で、やむを得ず保護者が同伴できないときは、このホームページにも掲載している厚生労働省作成のリーフレットをお読みいただき、ワクチンの効果やリスク、接種後の注意などを十分ご理解いただいた上で、保護者が署名をした「予診票」および「接種同意書」を予防接種協力医療機関にお持ち下さい。

(1)接種を受ける者が13歳以上であること。

(2)保護者が接種について十分理解しており、以下の項目を満たしていること。

・保護者がワクチンを選択し、該当ワクチンの予診票の質問項目に回答している。

・予診票と同意書(HPVワクチン予防接種同意書)の保護者自署欄に署名している。
 

予防接種を受けたお子様と保護者の方へ

予防接種を受けた後は、体調に変化がないか十分に注意してください。

もしも、気になる体調変化があった場合は、下記のリーフレットを参考に、医師に相談してください。

任意予防接種費用の償還払い

令和3年12月28日厚生労働省の通知により、HPVワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方のうち、定期接種の対象年齢を過ぎてHPVワクチンの任意接種を自費で受けた方に対して、当該任意接種費用の償還払いを行うこととなりました。

償還払い申請期間

令和7年3月31日で受け付けは終了しました。

この記事に関するお問い合わせ先

碧南市役所 こども健康部健康課 庶務係
電話番号 (0566)48-3751

こども健康部健康課 庶務係にメールを送る